あん鍼灸院

香川県高松市木太町にある脈診調氣鍼法はり専門 『あん鍼灸院』 です。
お悩みの「爪甲剥離症」「リウマチ・ヘバーデン結節症」「アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患」 「不妊症と子宮内膜症」「掌蹠膿胞症」「機↓況薪尿病」「緑内障などの眼疾患」「耳鳴り・嗅覚障害などの耳鼻疾患」「味覚障害・喘息などの口舌咽喉疾患」 「顔面麻痺などの神経疾患」 「鬱・パニック障害・自律神経失調症」「過敏性腸症候群などの消化器疾患」「甲状腺疾患」「ネフローゼなどの泌尿器疾患」「関節疾患」「頭痛などの血管疾患」の根本治癒を目標に、安全で”痛くない”鍼術で『氣の調整』をします。当院の理念、コンセプト、治療方針をご覧下さい。
ご予約は電話:087ー887ー1466 にどうぞ。
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あん鍼灸院で『外傷性散瞳/羞明(まぶしい)』が治った【治験例1】
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    あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経絡を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。
    ここでの治験例は、症状と治療経過を中心としています。なお、内容は個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

    1.主訴
    外傷性散瞳/羞明(まぶしい)


    2.患者様
    10歳代後半 男性

    3.現病歴と症状   

    1) 2ヶ月前、野球の試合時に跳ね返ったボールが右眼に当たり、瞳孔が開いたままになった(散瞳)。右眼では景色が白く見え、何も見えなかった。黒眼部分は内出血していた。眼科で、少しだけ光に反応すると言われている。

    2)天気の良い日は眩しい。

    3)焦点を合わせるのが難しい。

    病院で治療をしていたが、「散瞳は外傷の後遺症で治らない」と診断された。自然に治ってゆくのを待つしかないという診断だった。しかしながら、患者様は自然にはなかなか治らず、野球の練習や試合で目が眩しく、また焦点を合わせにくいということがあり困っている。

    東洋医学の鍼で治したいと来院されました。


    4.眼の「散瞳」と「縮瞳」という光量調整

    東洋医学特有の『陰陽論』は、『宇宙、世界の本質は陰陽の二気で成り立ち、その相互の「対立」「統一」によるものである』と定義している。つまり、万物の発生(陽)や成長(陰)、粛殺(陽)や収蔵(陰)、変化(陽)や発展(陰)は全て、陰陽の「対立」と「統一」という矛盾した運動の結果であるとしている。哲学が根本なのでわかりにくいが、少しずつ事物、事象、生命のことが解りかけてくる。ヒトが正常な生命活動を継続できるのは、この陰陽相互の「対立」(相剋ともいう)と「統一」(平衡ともいう)によって生み出された「動態平衡」の結果である。この「動態平衡」によって、宇宙、そして自然界も一刻も休むことなく活動を続けることができる。これが東洋医学の基本理念です。

    病も自然現象です。人の体を小宇宙と考えたとき、大宇宙のごとく体を流れるコントローラーとしての気が変化し、陰と陽や経絡間の気の平衡が崩れた時に病が発症する。自然と人の繋がりを考えると病の本態が分かってくる。このアンバランスから内臓や器官に求心力や遠心力が働き、収縮したり膨張したり、吸収と排出がうまくできなくなったり、細胞を自死させても新生細胞と入れ替えできないなど内臓や器官が恒常性を維持できなくなった時、遂には病気が発症する。糖の貯蔵庫である筋肉に糖を貯めたり、それを血液中に戻すことができなくなる時、これを「糖尿病」という。脳血管に遠心力よりも求心力が働いて部分的に細くなった時、血栓が詰まりやすくなる。これを「脳梗塞」という。

    従って、『陰陽の気の動態平衡を調整して体質改善する』ことが、病を根本治癒に導く。つまり、人体の気の初期設定に戻すようなもので、まっさらになる。

     

    この患者様の場合、動態平衡がどう関わるのか。

    眼に野球のボールが当たり、その瞬間的外圧によって「瞳孔」(図1)が開いたままになっている症状です。眼を外から見ますと「虹彩」というカメラの絞りのような小器官(図1)が見えます。これは瞳孔の大きさを調節する器官です。

    図1.眼の構造

    <図の引用;解剖生理をおもしろく学ぶ(増田敦子著、サイオ出版)>

     

    「虹彩」には2種類の小型の筋肉が付いている(図2)。一つは虹彩に輪状に走っている「瞳孔括約筋」、もう一つは放射線状に走っている「瞳孔散大筋」です。光が眼に入ると二つの筋のうち、「瞳孔括約筋」が反射的に収縮して瞳孔は小さくなります(縮瞳)。これは巾着袋の紐のような感じで、筋肉が収縮すると求心的に瞳孔が閉まります。さらに「瞳孔散大筋」という筋があり、収縮すると遠心的に光彩を引っ張り瞳孔が開きます(散瞳)。この二つの筋は収縮や弛緩によって『対立』する運動を起こします。

    問題の「散瞳」という症状は、図2上段のように輪状の「瞳孔括約筋」が十分に収縮できずに弛緩し、さらに「瞳孔散大筋」が収縮しているために起こります。それで瞳孔が開いたままになっているので、まぶしくて見えにくい(羞明)のです。

    「縮瞳」というのは、図2下段のような状態で二つの筋の収縮弛緩作用が散瞳と反対になっています。

    重要なことは、光の量によって二つの筋の収縮と弛緩という連続した運動の『統一(平衡)』に至らしめ、目に入る光の量を調節することです。

      

    瞳孔の仕組み

    図2.瞳孔の仕組み

    (図の引用;Y!知恵袋)


    5.治療結果
    1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で、全身の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して治すとよく言われます。病には病を引き起こす「病因」が必ずある。気の調整を行って、光の量による二つの筋の収縮と弛緩運動の平衡を正常にすることを目標にします。

    鍼(使い捨て)は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はなく、接触した感覚がある。

     

    2回目)継続して治療を行なった。

    1)瞳孔;家で瞳孔を見ていると縮瞳するのが見えたという。

    2)羞明;初回の治療後、帰り際に眩しさが減っていた。

     

    3回目)病院で瞳孔検査をしたところ、瞳孔にまだ左右差がある。当院で眼の写真を撮影した。光の量をコントロールして撮影したわけではないので、絶対的ではない。左右の瞳孔径を比較するのに用いる。

    1)瞳孔

    患者様からの許可を頂き写真を掲載した。瞳の中心の白い円が瞳孔です。右眼の瞳孔(異常)は左眼(正常)より開いていることがわかる。

    (右眼瞳孔;散瞳)/(左眼瞳孔;正常)  

    2)羞明

    眩しい。

     

    5回目

    1)瞳孔

    (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

    2)羞明

    まだ、眩しい。

     

    6回目

    1)瞳孔

    右眼の瞳孔はまだ、開いてはいるものの左眼(正常)と比較して差が少なくなった。眼の焦点を合わせやすくなり、テレビなども見やすくなったという。

    (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

    2)羞明

    眩しくない。

     

    7回目

    1)瞳孔

    左右の瞳孔の大きさに差がなくなった。

    (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

    2)羞明

    眩しくなく、ピントも合わせやすくなり元気に野球をしている。治療を終了した。

    以上

    「あん鍼灸院の治療方針」
    「あん鍼灸院で治る病症」
    「あん鍼灸院へのアクセス」
    (遠方よりお越しの患者様へ)

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     予約:087-887-1466
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