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『バセドウ病による目の病気』を鍼灸で治療しよう
香川県高松市の脈診流経絡治療を専門とする「あん鍼灸院」です。
今回は、『バセドウ病による目の病気を鍼灸で治療しよう』です。
バセドウ病による目の病気は大きく分けて、バセドウ病そのものが原因で目に現れる症状と、いったん生じた目の異常が原因となり続発的に現れる症状があります。

1.バセドウ病自体が原因の「原発性症状」
◆ 眼瞼〈がんけん〉後退
眼瞼とは‘まぶた’のことです。過剰に分泌されている甲状腺ホルモンが平滑筋〈へいかつきん〉を刺激して、その影響でまぶたを上下する筋肉が収縮するために起こる現象が「眼瞼後退」です。とくに上まぶたの筋肉が収縮しやすく、まぶたが吊り上がったようになります。下を向いたときに白目の部分が大きく見えるので、症状がよりはっきりわかります。なお、この症状が強いと次に挙げる眼球突出〈がんきゅうとっしゅつ〉と間違われることがあります。
眼窩組織に炎症が起きてその体積が増えると、眼窩内圧が高まり眼球が前方へ押し出されたり、視神経が障害されて視力低下や視野の異常が起きたりします。
◆ 眼球突出
眼球が収まっている頭蓋骨〈ずがいこつ〉の空洞を眼窩〈がんか〉といいます。眼窩の内側は、眼球を動かす「外眼筋〈がいがんきん〉」という筋肉と、その周囲にある「眼窩脂肪」などによって埋められています。
バセドウ病では外眼筋や眼窩脂肪に炎症が起きます。すると、炎症による腫れのためにその体積が増え、眼窩内圧〈ないあつ〉(眼窩内の圧力)が高くなります。その結果、眼球が前へ押し出されて「眼球突出」が起こります。
バセドウ病がよくコントロールできているのに眼球突出がひどい患者さんや、その逆の患者さんがいます。その理由は、眼窩組織(外眼筋や眼窩脂肪)の炎症は甲状腺ホルモンの量とは関係なく、むしろバセドウ病自体の発病原因である自己抗体の影響が大きいためと考えられています。
なお、若い人ほど眼窩支持組織が柔らかく、それだけに眼球突出が強く現れます。ただし日本人の場合、全般的にその程度は軽いものです。

2.間接的に現れる「続発性症状」
まぶたやまつげの異常 脂肪や涙腺の炎症のためにまぶたが腫れたり、逆さまつげのようになったりします。 結膜の充血・むくみ 眼窩内圧が高くなることや、眼瞼後退の影響で、結膜に充血やむくみが起きます。 ドライアイ 眼瞼後退でまぶたが完全には閉じなくなるために、角膜や結膜が乾燥して傷がつきやすくなることがあります。甲状腺機能異常による涙の分泌機能低下の影響もあるとされています。
◆複視〈ふくし〉
眼球を動かす眼筋:外眼筋(左右に六つずつあります、上直筋・下直筋・内側直筋・外側直近の直筋、上・下斜筋の六つ)の腫れのため眼球運動が悪くなり、視線が一点に合わず物が二つに見える「複視」になります。中年以降の人では眼窩の組織が固いため、眼球突出よりもこの複視や視神経障害が起きやすい傾向があります。

◆視神経の障害
眼窩内圧が上昇すると、眼球後方から脳へと伸びている視神経や眼球へ血液を送っている血管が圧迫されます。その結果、視力が低下したり、視野が欠けたり暗くなったりすることがあります。視神経は完全に障害されてしまうと回復しないので、そうなる前に治療しなければいけません。
◆眼精疲労
ドライアイや複視、視力低下などの程度が軽いときは、単なる眼精疲労として自覚されます。
監修:堀 貞夫 先生 (東京女子医科大学眼科教授)
企画・制作:(株)創新社
後援:(株)三和化学研究所 2005年6月発行
3.鍼灸での治療
東洋医学では、バセドウ病を「肝」や「心」の実証として治療します。急激な精神的な悲しみや過労、立腹などのストレスに曝されたときに発症することが多いようです。よって、「肝」や「心」の経絡が他の経絡と均衡がとれなくなり、発症します。動悸や発汗は「心」の実証です。眼球突出や複視などの目の異常は、「肝」の実証です。併せて、「脾」または「腎」の経絡も治療することがあります。経絡治療独特の本治法によって、生命力の強化をしてゆきます。
「原発性症状」や「続発性症状」は目の病として別途、標治法を行い、その疾患部位にあった治療を行ってゆきます。
いずれにしても、長い間に生じた病ですので、地道にしっかり治療してゆかなければなりません。病院に行かれている方は、そのまま続けてください。薬も服用してください。
併せて、病院の西洋医学とは違う見方から、すなわち、眼科の病気、そして内科の病気としてとらえるのではなくて、人体全部を一つの宇宙に見立てて治療する東洋医学での治療も、一つの治癒へ向けた突破口になると思います。
OKさん一歩一歩、治してゆきましょう。
****************
ー脈診経絡治療で体質改善をー
はり・灸専門
あん鍼灸院
予約:087-887-1466
http://anshinkyu.com
香川県高松市上福岡町969−4
****************
〜鍼灸・はり・東洋医学〜糖尿病・アトピー性皮膚炎・花粉症・アレルギー性鼻炎・便秘・かぜ・喘息・リウマチ・ヘバーデン結節・爪甲剥離症・バセドウ病(目)・貧血・頭痛・自律神経失調症・うつ病・更年期障害・婦人科疾患・生理痛・冷え症・不妊症・不眠症・過敏性腸症候群・ヘルペス後遺症・顔面麻痺(末梢性)・神経痛・耳鳴り・難聴・めまい・動悸・不整脈・高血圧低血圧症・眼精疲労・肩こり・頚腕症候群・むちうち症・五十肩・腰痛・膝痛・小児神経症・夜尿症・美顔
今回は、『バセドウ病による目の病気を鍼灸で治療しよう』です。
バセドウ病による目の病気は大きく分けて、バセドウ病そのものが原因で目に現れる症状と、いったん生じた目の異常が原因となり続発的に現れる症状があります。

1.バセドウ病自体が原因の「原発性症状」
◆ 眼瞼〈がんけん〉後退
眼瞼とは‘まぶた’のことです。過剰に分泌されている甲状腺ホルモンが平滑筋〈へいかつきん〉を刺激して、その影響でまぶたを上下する筋肉が収縮するために起こる現象が「眼瞼後退」です。とくに上まぶたの筋肉が収縮しやすく、まぶたが吊り上がったようになります。下を向いたときに白目の部分が大きく見えるので、症状がよりはっきりわかります。なお、この症状が強いと次に挙げる眼球突出〈がんきゅうとっしゅつ〉と間違われることがあります。
眼窩組織に炎症が起きてその体積が増えると、眼窩内圧が高まり眼球が前方へ押し出されたり、視神経が障害されて視力低下や視野の異常が起きたりします。
◆ 眼球突出
眼球が収まっている頭蓋骨〈ずがいこつ〉の空洞を眼窩〈がんか〉といいます。眼窩の内側は、眼球を動かす「外眼筋〈がいがんきん〉」という筋肉と、その周囲にある「眼窩脂肪」などによって埋められています。
バセドウ病では外眼筋や眼窩脂肪に炎症が起きます。すると、炎症による腫れのためにその体積が増え、眼窩内圧〈ないあつ〉(眼窩内の圧力)が高くなります。その結果、眼球が前へ押し出されて「眼球突出」が起こります。
バセドウ病がよくコントロールできているのに眼球突出がひどい患者さんや、その逆の患者さんがいます。その理由は、眼窩組織(外眼筋や眼窩脂肪)の炎症は甲状腺ホルモンの量とは関係なく、むしろバセドウ病自体の発病原因である自己抗体の影響が大きいためと考えられています。
なお、若い人ほど眼窩支持組織が柔らかく、それだけに眼球突出が強く現れます。ただし日本人の場合、全般的にその程度は軽いものです。

2.間接的に現れる「続発性症状」
まぶたやまつげの異常 脂肪や涙腺の炎症のためにまぶたが腫れたり、逆さまつげのようになったりします。 結膜の充血・むくみ 眼窩内圧が高くなることや、眼瞼後退の影響で、結膜に充血やむくみが起きます。 ドライアイ 眼瞼後退でまぶたが完全には閉じなくなるために、角膜や結膜が乾燥して傷がつきやすくなることがあります。甲状腺機能異常による涙の分泌機能低下の影響もあるとされています。
◆複視〈ふくし〉
眼球を動かす眼筋:外眼筋(左右に六つずつあります、上直筋・下直筋・内側直筋・外側直近の直筋、上・下斜筋の六つ)の腫れのため眼球運動が悪くなり、視線が一点に合わず物が二つに見える「複視」になります。中年以降の人では眼窩の組織が固いため、眼球突出よりもこの複視や視神経障害が起きやすい傾向があります。

◆視神経の障害
眼窩内圧が上昇すると、眼球後方から脳へと伸びている視神経や眼球へ血液を送っている血管が圧迫されます。その結果、視力が低下したり、視野が欠けたり暗くなったりすることがあります。視神経は完全に障害されてしまうと回復しないので、そうなる前に治療しなければいけません。
◆眼精疲労
ドライアイや複視、視力低下などの程度が軽いときは、単なる眼精疲労として自覚されます。
監修:堀 貞夫 先生 (東京女子医科大学眼科教授)
企画・制作:(株)創新社
後援:(株)三和化学研究所 2005年6月発行
3.鍼灸での治療
東洋医学では、バセドウ病を「肝」や「心」の実証として治療します。急激な精神的な悲しみや過労、立腹などのストレスに曝されたときに発症することが多いようです。よって、「肝」や「心」の経絡が他の経絡と均衡がとれなくなり、発症します。動悸や発汗は「心」の実証です。眼球突出や複視などの目の異常は、「肝」の実証です。併せて、「脾」または「腎」の経絡も治療することがあります。経絡治療独特の本治法によって、生命力の強化をしてゆきます。
「原発性症状」や「続発性症状」は目の病として別途、標治法を行い、その疾患部位にあった治療を行ってゆきます。
いずれにしても、長い間に生じた病ですので、地道にしっかり治療してゆかなければなりません。病院に行かれている方は、そのまま続けてください。薬も服用してください。
併せて、病院の西洋医学とは違う見方から、すなわち、眼科の病気、そして内科の病気としてとらえるのではなくて、人体全部を一つの宇宙に見立てて治療する東洋医学での治療も、一つの治癒へ向けた突破口になると思います。
OKさん一歩一歩、治してゆきましょう。
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