あん鍼灸院

香川県高松市木太町にある脈診調氣鍼法はり専門 『あん鍼灸院』 です。
お悩みの「爪甲剥離症」「リウマチ・ヘバーデン結節症」「アトピー性皮膚炎・掌蹠膿疱症などの皮膚疾患」「花粉症などのアレルギー疾患」 「自然妊娠できない」「子宮内膜症・卵巣嚢腫などの婦人疾患」「機↓況薪尿病」「緑内障などの眼疾患」「耳鳴り・嗅覚障害などの耳鼻疾患」「味覚障害・咳・喘息などの口舌咽喉疾患」 「顔面などの麻痺・痙攣疾患」 「鬱・パニック障害・自律神経失調症」「過敏性腸症候群などの消化器疾患」「バセドウ・橋本病などの甲状腺疾患」「ネフローゼなどの泌尿器疾患」「関節疾患」「頭痛などの血管疾患」の《根本治癒》を目標に、安全で”痛くない”鍼術で『氣の調整』をします。当院のコンセプト、理念、治療方針をご覧下さい。
ご予約は電話:087-887-1466にどうぞ。
『咳が止まらない』【治験例1】|あん鍼灸院
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    あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように”根本治療”することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経脈の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経脈を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。ここでの治験例は、個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

    1.主訴
    咳が止まらない


    2.患者様
    40歳代後半 女性

    3.現病歴と症状
    1)現病歴   

    2年前(2017年3月)、風邪のあと咳が止まらなくなった。一つ目の病院では原因不明と言われ、二つ目の病院で「咳喘息」と診断された。この病気はアレルギーなので、症状は繰り返し一生、付き合ってゆく病気で治らないと診断された。現在、薬はステロイド(吸引)と気管拡張剤の複合剤を2年前から服用している。

     

    2)症状

    (a) 午前6時頃から咳き込む。

    (b) 3ヶ月前、周りに煙草の煙があるだけで咳が止まらなくなった。

    (c) 気温の温度差でも咳き込む。

    (d) 痰は出ない。

    (e) 病院で血液検査したところ、好酸球が上限値を超えて増加していた。ウィルスに感染していない。

    (f)  病院でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の検査をしたが該当しなかった。

    (g) 睡眠の寝つきが悪く、すぐ眼を覚ます。

    (h) 睡眠中、上半身が熱くなり午前3〜4時頃、寝汗が流れるように出る。

    以上は代表的な症状である。東洋医学の鍼で根本的に治したいと来院されました。

     
    4.治療結果
    (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定した。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で経絡の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して根本的に治すことが鉄則だと昔から言われています。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを取り除くことが「体質改善」です。

    鍼は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はない。その付近で気を補ったり、気の滞りを流したり、気の働きを妨害する邪気を取り除く。この経絡を流れる「気の調整」が鍼術の特徴です。肘から先の経穴と膝から下の経穴のみを使い、皮膚全体の気のネットワークの動態平衡を修正します。「咳」はその平衡が崩れています。ツボに鍼を刺して抜くだけでは、症状を一時的に和らげることはできても根本治癒はできません。

    (2回目)寝汗がびっしょり出ていたが、軽減してきた。咳が出る回数が減った。息は通るが、気管が狭い感じがする。

    (5回目)咳が気にならなくなった。熱くはなるが、寝汗が少なくなった。夜2〜3回、目が醒める。
    (8回目)咳はまだ出ているが、今までに比べて非常に楽になった。寝汗がまだ、出ている。

    (10回目)咳はまだあるが、随分減っている。寝汗はでない日がある。睡眠の寝つきが良くなり、よく眠れるようになった

    (11回目)咳はまだあるが、さらに減ってきて忘れている時がある。ここ1週間は寝汗が出なかった。

    (12回目)咳が止まったという。

    (13回目)病院では喘息のNO検査をした。結果は18(正常22以下)。「治癒している」と病院で言われた。ドクターは「1年くらいかかると思っていたのにもう治ってしまった。咳が、なぜ治ったのか分からない」と言う。しかし、ステロイドの吸入はやめないで1年位さらに続けるように言われた。ステロイドの副作用で、急に服用をやめると咳がまた出るという。医師はリバウンドが起こるという。それは根本治癒していないとき、再発して更にひどい咳が出ることで副作用で出るわけではない。

    (14回目)患者様は自分の意思で服薬を止められた。

    (15回目)症状はない。脈診で脈状の変化は消え、脈の変動はなくなっている。治療を終了した。根本治癒したと考える。公園を散歩していてダニに刺された。自宅で調べると、ダニが吸い付いていたので取った。血を吸っていた。いつもなら足が腫れて真っ赤になるのが何も起こらなかった。これには驚きましたと言う。ダニに対する急激なアレルギー反応がなくなっていた。

    根本治癒を確認するために1ヶ月後に検証したが、脈および症状は、全く正常だった。服薬はもうしていない。

     

    このように、「咳」(病院では咳喘息と言われるかもしれない)が根本治癒すれば、同時にこの同じ原因から出ている症状も全て無くなります。この治験例も同様で、他の症状は全て無くなりました。患者様にとって、何もない状態が続いています。ご本人は、まだ信じられないようで1ヶ月後にもう一度、来院されます。

    以上

    「あん鍼灸院の治療方針」
    「あん鍼灸院で治る病症」
    「あん鍼灸院へのアクセス」
    (遠方よりお越しの患者様へ)

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     脈診調氣鍼法はり専門
     あん鍼灸院
     予約;087-887-1466

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    | あん | 『味覚障害・咳・喘息/口舌咽喉疾患』 | 23:34 | comments(0) | - |
    『自然妊娠できない/子宮筋腫』【治験例38】《自然妊娠》|あん鍼灸院
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      あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために脈をみて、現在の体に流れる気(体内のあらゆる臓腑と連携するエネルギーのネットワークで、体質を決定づける)の「陰陽虚実」を診断し、鍼術で「気の調整」(患者様の気、すなわち体表を流れるエネルギーの過不足を調整し、または気の働きを妨害する邪気を取り除き、そして気の滞りを流すこと)をする治療をしています。なお、記事内容については個人情報保護法を遵法し、一部、割愛しています。

      1. 主訴
      自然妊娠できない/子宮筋腫

      2.患者様
      30歳代後半

      3.現病歴と症状
      1)これまでの不妊治療

      病院での不妊治療はタイミング法で行なっている。しかし、なかなか妊娠できない。

      2)子宮筋腫

      1年前、病院で、子宮筋腫が子宮外壁に3個(1cm位)、子宮筋層に小さい筋腫が5〜6個あると診断されている。手術は受けていない。特定の体質変化が起こっている。

      3)基礎体温

      2相を形成し正常である。月経周期も28〜30日で正常である。

      4)頻尿

      起床後から午前中にかけて、つまり午前7時から11時ごろまで30分に一度の排尿がある。

       

      これまでの変化した体質を鍼で元に戻し、自然妊娠できる体質に改善する治療を行った。

      子宮筋腫が発症していることから分かるように、生来の体質が、ある時期、それも随分前から変動し現在まで進行している。これは内因性の病で、患者様の体質が体の内の原因から変化して、その結果、病が発症したことがわかる。病院では子宮筋腫を手術で切除することが多いが、取り去っても変化した体質、すなわち、病気の本質である原因はそのまま残っている。さらに、そこから体質は徐々に悪化して、止まるということはありません。従って、子宮筋腫だけでなく、体質の変動(体を流れる特定のコントローラーとしての気の変動)に応じて、病が重くなったり、病の種類が増えてゆきます。これが内因性の病の特徴です。

       

      4.治療結果

      (1回目)自然妊娠がなかなかできないのは、その原因となる「病因」が必ずあります。鍼で全身の気の調整を行う治療を開始し、患者様が抱える病因を取り除く治療を行ってゆく。初回は、四診(問診や望診、聞診および脈診)を中心に時間をかけて詳細に行うため、1時間半の時間をいただいています。患者様の生まれた時から現在に至るまでの問題点を探り出します(事前にリストを作成していただいても、その場でお話しされても結構です。頭の中で病歴を整理しておいてください)。

      (2回目)継続して同じ治療方針で鍼をした。

      (4回目)排卵があった。高温期基礎体温は36.8〜36.9度を推移している。良好である。

      (6回目)高温期は、通常の高温期日数(14〜15日)を過ぎて18日目で、基礎体温は36.75~37.0度を推移。期待。午前中の排尿が1時間に1度位になり回数が減少した。
      (7回目)病院で調べたところ、早くも妊娠反応が出たという。自然妊娠6週目だった。

      (9回目)つわりがではじめた。ムカムカし、唾液が出る、ゲップも出る。便秘もある。つわりは、体に気の変動がない健康な人は起こらない。つわりがあるのは、体に体質の変動が残っているということです。つわりがないと赤ちゃんが元気でないのかしらと思っている方もいらっしゃるが、体質の変動がなければつわりはありません。妊娠中、および出産後の体調を考え、体質の変動がなくなるまで治療を継続するのが良いと話した。しかし、治療は残念ながら、ここで中断した。体質の変動が残ったままになった。

       

      妊娠という目標が叶えられた時、どうしても治ったと思ってしまうのです。仲々、わかりにくいと思うのですが、赤ちゃんがなかなかできないとか、激しい生理痛や子宮筋腫、子宮内膜症は、体質変動という気が変化した原因から発症しています。これをきちんと根本治癒させておくことが、今後の日常生活の上で健康な生活ができるかどうかのキーポイントです。根本治癒すると、驚いてしまうほどにその結果が現れます。

      以上

      『自然妊娠できない』【治験例まとめ1】|あん鍼灸院
      『自然妊娠できない』【治験例まとめ2】|あん鍼灸院
      『自然妊娠できない』【治験例まとめ3】|あん鍼灸院

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      | あん | 『自然妊娠できない』 | 18:05 | comments(0) | - |
      『花粉症』【治験例4】|あん鍼灸院
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        あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように”根本治療”することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経脈の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経脈を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。ここでの治験例は、個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

        1.主訴
        花粉症


        2.患者様
        60歳代前半 男性

        3.現病歴と症状
        1)現病歴   

        転勤で関東に移住したところ、3年目の32歳から鼻炎と目のかゆみが始まった。当初は、なんとか凌いでいたが、マスクなどでは防ぐことができなくなった。それ以降、薬で症状を緩和してきた。通勤や外出から帰宅したときには、花粉を落とし家に入った。衣服に花粉がつかないような服の生地選びもした。さらに、外出後は鼻と目を洗浄した。アレルギー反応のある花粉はスギとヒノキで、関東では1月下旬からスギ花粉が大量に飛び出す。それ以降、4月末までは花粉との戦いが始まる。現在、住んでいる香川県では5月上旬まで苦しんでいる。

         

        2)症状

        (a) 鼻水が激しく、垂れるほど止まらない。

        (b) くしゃみが激しく出る。

        (c) 目が痒く充血する。就寝後は目を閉じるために、非常に目が痒くなり眠れない日もある。

        (d) 口の中(上顎)が痒くなることがある。

         

        3)服薬

        薬は当初、1日に1/4錠、次第に1/2錠、最近では1錠を就寝時に服薬している。それより多くの量の薬、それ以外の服薬時間では、次の日の仕事に差し支えるくらい、薬の副作用に悩まされてきた。色々な抗アレルギー剤を使用したが、体のだるさ、眠気など日常や仕事にも支障をきたしていた。新薬も試してきたが体に合わず、そのなかで副作用の少なかった旧来のニポラジンを服薬している。服薬しても症状はすっきりせず、この花粉時期は辛い。

         

        東洋医学の鍼で、30年続く花粉症を根本的に治したいと来院されました。


        4.治療結果
        (1回目)11/14 11月なので花粉症の症状はない。翌年の1月末から2月初めの花粉飛散時までには治癒していることを目標に治療を開始した。2ヶ月半の期間でほぼ治癒していることを目標としたので、4〜5日に1回のペースで鍼治療を行った。

        脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定した。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で経絡の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して根本的に治すことが鉄則だと昔から言われています。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを取り除くことが「体質改善」です。

        鍼は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はなく、接触した感覚がある。皮膚の表面から0.1~0.2mmほどの深さに鍼をする。その付近で気を補ったり、気の滞りを流したり、気の働きを妨害する邪気を取り除く。この経絡の「気の調整」が鍼術の特徴です。ツボに鍼を刺しただけでは、症状を一時的に和らげることはできるが、根本治癒はできません。

        (5回目)11/27  鍼治療は1回目と同じ治療方針を継続している。

        (9回目)12/11  同じ治療方針を継続。  
        (13回目)12/22 同じ治療方針を継続。

        (20回目)1/11   同じ治療方針を継続。

        (25回目)1/29   同じ治療方針を継続。1月下旬になった。通年ならば、そろそろ花粉症状が出てくる時期である。しかし、花粉症状は、まだ出ていない。

        (27回目)2/6 2.5ヶ月を経過した。戸外に出て庭木の剪定をした。目に何か入ったような感じはしたが、痒くはならなかった。鼻水もくしゃみも全く出なかった。「あれ!花粉症状が全く出ない」と思ったそうだ。例年ならば、この時期は外で活動することが多く、花粉症状に悩まされてきた。まだ花粉症状は、まだ出ていない。

        (28回目)2/9 花粉症状は、まだ出ていない。これまで30年間、こういうことはなかった。治療を通常の1週間に1度に切り替えた。(これ以降は追時、記事を付け加える)

        (30回目)2/22  前日、庭いじりを2時間くらい行ったそうだ。外に長くいたが、目の痒みや鼻炎の症状は起こらなかった。ただ、作業後は目と鼻を洗ったとのことでした。ドライアイのような感じになることはあるが、それは短い時間で治るという。3月上旬が花粉の飛散ピークになるので、その時期の結果をみることとした。

        (31回目)3/2 ベッドパッドを屋外で干してパタパタと花粉をはたいて眠ったそうだ。夜4時ごろに目が痒くなったという。それ以前に症状は出ていない。

        (33回目)3/16 気象台によると今日は花粉飛散量が「大変多い」とあったが、症状はない。

        (34回目)3/23 症状はない。今年は、全般的に花粉が多いことを加味すれば、確実によくなっていることがわかる。脈状はまだある。

        (37回目)4/13 症状のない日がずっと続いている。花粉の量が非常に多い日が続いていたが、花粉症の症状はない。4/8には栗林公園に行ったが、目や鼻の症状は出ていないという。大変気持ちが良かったという。

        (38回目)4/20 症状はない。花粉はまだ飛んでいるが、花粉量は減少している。脈診で花粉症を示す脈状の当初の変化は消え、脈の変動はなくなっている。そこで、治療を終了した。根本治癒したので翌年の花粉症状は起こらないとみる。

         

        花粉飛散時期に治療を開始しても、10回ほどでその効果が反応として現れる。現れれば、そのまま治療を継続し、脈診を診て病が根本治癒したかどうかがわかるので、その時点で終了する。翌年も花粉症状が起こらないだろう。

        治療回数は罹患年数によるが、通常20〜30回と考える。発症して10年以下と短いならば、治療回数もそれ以下で済む。30年、40年と長いならば、治療回数はそれ以上、必要となる。今回も罹患年数が長い。どのような病も体質の変化が起きてから、どのくらいの年数が経っているかで治療回数が違う。すなわち病がどの程度、進行しているかで違う。一般に、症状が発症する前の数年前から体質の変化が始まっている。

        以上

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        | あん | 『花粉症など/アレルギー疾患』 | 01:06 | comments(0) | - |
        ウラギンシジミの越冬|あん鍼灸院
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          ウラギンシジミが越冬していました。越冬場所は、庭の白彼岸花の葉裏にひっそりと潜んでいました。翅の裏がハッとする銀白色です。こんなところにいたと、びっくりしました。美しい。

          ウラジロシジミ

          翅の裏は銀白色で、一見蝶らしくない。翅表は黒褐色の地色にオスは橙色、メスは白色の紋を持つ独特の美しさがある。夏から秋にかけて飛ぶ。飛翔は速い。雌雄は調べていない。

          典型的な暖地性のチョウで、日本では本州以南に分布。山麓や盆地、郊外の住宅地などで普通に見られる。宮城県のレッドリストで、要注目種の指定を受けている(ウィキペディア)。

          幼虫の食草はフジ、クズなどのマメ科の花。幼虫の写真は「昆虫ある記」から転載。外敵が近ずくと「お尻の突起」からブラシの様な、花火の様な器官が飛び出す。大変、面白い。体の色は周りの色に合わせて変わる。

          昆虫ある記
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          | あん | 趣味と雑感 | 14:44 | comments(0) | - |
          遇うて空しく過ぐる勿れ/謹賀新年2019年|あん鍼灸院
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            明けましておめでとうございます

            平成31年元旦

             

            本年もどうぞよろしくお願いいたします

            初春の営業は4日(金)からです

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            遇うて空しく過ぐる勿(なか)れ

             (哲学者:九鬼〈くき〉周造)

                 ◇

            ”偶然とは、偶々(たまたま)「あった」が「ない」こともありえたということ”。この〈私〉も両親の偶々の結ばれから生まれた。そのかぎりで〈私〉が今ここにこうしてあることに最終的な根拠はない。が、この偶然は人生を最後まで制約する。そう、偶然は必然へと裏返る。〈私〉の存在が意味をもつのは、この裏返りに孕(はら)まれた可能性を生き抜く時だけだと哲学者は言う。『偶然性の問題』から。(哲学者:鷲田清一氏のことば)

             

            「遇うて空しく過ぐる勿れ」は、親鸞聖人『浄土論』にあるそうだ(*)。

            東洋思想の陰陽論では、陰転じて陽となす、陽転じて陰となすという。

            自然のものはすべて偶然から起こっている。その偶然がこの自然を支配している。医療もまた、偶然に起こった病に立ち向かわねばならない。その治す方法もまた、偶然性というところから離れることはできない。東洋医学は、それをよく観察していて、見える結果現象を捉えるのではなく、偶然の裏返りからくる必然という見えない原因を見つけ出す考え方だと思う。

            人はいくつもの症状が偶々起こり色々な病気になったと思い込んでいるが、実は(それらの症状の芽を掘り起こすと根はお互いに絡み合って一つの根塊(原因)を成していて)必然であったということがわかる。その病は、根塊を治すことで、一つ一つの根(症状)がほどけて無くなってゆく。

            (*)東本願寺HP>真宗の教え>宗祖としての親鸞聖人に遇う>飛躍する偶然性

             

            今年も努力を尽くして、患者様の治療に臨みたいと思います。

            病の根塊を治して多くの症状を無くし、春よ〜🎶(歌)となりますように。

            本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

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            | あん | 東洋医学、その前に | 17:02 | comments(0) | - |
            『外傷性散瞳/羞明(まぶしい)』【治験例1】|あん鍼灸院
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              あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経絡を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。
              ここでの治験例は、症状と治療経過を中心としています。なお、内容は個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

              1.主訴
              外傷性散瞳/羞明(まぶしい)


              2.患者様
              10歳代後半 男性

              3.現病歴と症状   

              1) 2ヶ月前、野球の試合時に跳ね返ったボールが右眼に当たり、瞳孔が開いたままになった(散瞳)。右眼では景色が白く見え、何も見えなかった。黒眼部分は内出血していた。眼科で、少しだけ光に反応すると言われている。

              2)天気の良い日は眩しい。

              3)焦点を合わせるのが難しい。

              病院で治療をしていたが、「散瞳は外傷の後遺症で治らない」と診断された。自然に治ってゆくのを待つしかないという診断だった。しかしながら、患者様は自然にはなかなか治らず、野球の練習や試合で目が眩しく、また焦点を合わせにくいということがあり困っている。

              東洋医学の鍼で治したいと来院されました。


              4.眼の「散瞳」と「縮瞳」という光量調整

              東洋医学特有の『陰陽論』は、『宇宙、世界の本質は陰陽の二気で成り立ち、その相互の「対立」「統一」によるものである』と定義している。つまり、万物の発生(陽)や成長(陰)、粛殺(陽)や収蔵(陰)、変化(陽)や発展(陰)は全て、陰陽の「対立」と「統一」という矛盾した運動の結果であるとしている。哲学が根本なのでわかりにくいが、少しずつ事物、事象、生命のことが解りかけてくる。ヒトが正常な生命活動を継続できるのは、この陰陽相互の「対立」(相剋ともいう)と「統一」(平衡ともいう)によって生み出された「動態平衡」の結果である。この「動態平衡」によって、宇宙、そして自然界も一刻も休むことなく活動を続けることができる。これが東洋医学の基本理念です。

              病も自然現象です。人の体を小宇宙と考えたとき、大宇宙のごとく体を流れるコントローラーとしての気が変化し、陰と陽や経絡間の気の平衡が崩れた時に病が発症する。自然と人の繋がりを考えると病の本態が分かってくる。このアンバランスから内臓や器官に求心力や遠心力が働き、収縮したり膨張したり、吸収と排出がうまくできなくなったり、細胞を自死させても新生細胞と入れ替えできないなど内臓や器官が恒常性を維持できなくなった時、遂には病気が発症する。糖の貯蔵庫である筋肉に糖を貯めたり、それを血液中に戻すことができなくなる時、これを「糖尿病」という。脳血管に遠心力よりも求心力が働いて部分的に細くなった時、血栓が詰まりやすくなる。これを「脳梗塞」という。

              従って、『陰陽の気の動態平衡を調整して体質改善する』ことが、病を根本治癒に導く。つまり、人体の気の初期設定に戻すようなもので、まっさらになる。

               

              この患者様の場合、動態平衡がどう関わるのか。

              眼に野球のボールが当たり、その瞬間的外圧によって「瞳孔」(図1)が開いたままになっている症状です。眼を外から見ますと「虹彩」というカメラの絞りのような小器官(図1)が見えます。これは瞳孔の大きさを調節する器官です。

              図1.眼の構造

              <図の引用;解剖生理をおもしろく学ぶ(増田敦子著、サイオ出版)>

               

              「虹彩」には2種類の小型の筋肉が付いている(図2)。一つは虹彩に輪状に走っている「瞳孔括約筋」、もう一つは放射線状に走っている「瞳孔散大筋」です。光が眼に入ると二つの筋のうち、「瞳孔括約筋」が反射的に収縮して瞳孔は小さくなります(縮瞳)。これは巾着袋の紐のような感じで、筋肉が収縮すると求心的に瞳孔が閉まります。さらに「瞳孔散大筋」という筋があり、収縮すると遠心的に光彩を引っ張り瞳孔が開きます(散瞳)。この二つの筋は収縮や弛緩によって『対立』する運動を起こします。

              問題の「散瞳」という症状は、図2上段のように輪状の「瞳孔括約筋」が十分に収縮できずに弛緩し、さらに「瞳孔散大筋」が収縮しているために起こります。それで瞳孔が開いたままになっているので、まぶしくて見えにくい(羞明)のです。

              「縮瞳」というのは、図2下段のような状態で二つの筋の収縮弛緩作用が散瞳と反対になっています。

              重要なことは、光の量によって二つの筋の収縮と弛緩という連続した運動の『統一(平衡)』に至らしめ、目に入る光の量を調節することです。

                

              瞳孔の仕組み

              図2.瞳孔の仕組み

              (図の引用;Y!知恵袋)


              5.治療結果
              1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で、全身の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して治すとよく言われます。病には病を引き起こす「病因」が必ずある。気の調整を行って、光の量による二つの筋の収縮と弛緩運動の平衡を正常にすることを目標にします。

              鍼(使い捨て)は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はなく、接触した感覚がある。

               

              2回目)継続して治療を行なった。

              1)瞳孔;家で瞳孔を見ていると縮瞳するのが見えたという。

              2)羞明;初回の治療後、帰り際に眩しさが減っていた。

               

              3回目)病院で瞳孔検査をしたところ、瞳孔にまだ左右差がある。当院で眼の写真を撮影した。光の量をコントロールして撮影したわけではないので、絶対的ではない。左右の瞳孔径を比較するのに用いる。

              1)瞳孔

              患者様からの許可を頂き写真を掲載した。瞳の中心の白い円が瞳孔です。右眼の瞳孔(異常)は左眼(正常)より開いていることがわかる。

              (右眼瞳孔;散瞳)/(左眼瞳孔;正常)  

              2)羞明

              眩しい。

               

              5回目

              1)瞳孔

              (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

              2)羞明

              まだ、眩しい。

               

              6回目

              1)瞳孔

              右眼の瞳孔はまだ、開いてはいるものの左眼(正常)と比較して差が少なくなった。眼の焦点を合わせやすくなり、テレビなども見やすくなったという。

              (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

              2)羞明

              眩しくない。

               

              7回目

              1)瞳孔

              左右の瞳孔の大きさに差がなくなった。

              (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

              2)羞明

              眩しくなく、ピントも合わせやすくなり元気に野球をしている。治療を終了した。

              以上

              「あん鍼灸院の治療方針」
              「あん鍼灸院で治る病症」
              「あん鍼灸院へのアクセス」
              (遠方よりお越しの患者様へ)

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              | あん | 『緑内障/眼疾患』 | 00:20 | comments(0) | - |
              『リウマチ』【治験例1】|あん鍼灸院
              0

                あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経脈の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経脈を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。
                ここでの治験例は、症状と治療経過を中心として詳細な治療方針は省略しています。なお、内容は個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

                1.主訴
                リウマチ


                2.患者様
                50歳代後半 女性

                3.現病歴と症状
                1)現病歴   

                3年前、足首と手首に疼痛と腫脹がありリウマチ専門病院を受診した。その時、リウマチと診断された。病院の診断理由は次の通り。

                (a) リウマチ因子(+)

                (b) 右薬指と左小指第1関節の骨変化あり。

                (c) RF定量値(リウマトイド因子定量値);21(基準値15IU/ml以下)

                (d) CCP抗体値(抗シトルリン化ペプチド抗体値);(3年前)450、(1年前)106.15(基準値4.5U/ml未満)

                (e) CRP定量値(C反応性蛋白定量値);0.24(基準値0.3mg/dl以下)

                 

                2)リウマチ発症箇所と症状

                (a) 左足首(くるぶしの周り)の疼痛と腫脹

                (b) 左手首と母指のつけ根第3関節の疼痛と腫脹

                (c) 右薬指と左小指の第1関節の疼痛と腫脹。 前者は第1関節が少し屈曲している。いずれも骨棘はない。

                上記のように足首や手首の大きい関節が炎症を起こし腫れ、大変痛い。

                 

                3)服薬

                3年前から病院にかかり、リウマチ薬「リウマトレックス」(トレキサート)を服用している。しかし、その痛みをとる効果が思わしくなく、2ヶ月後から生物学的製剤「アクテムラ」を月1回、注射(0.9mg)している。鎮痛効果があり、痛みはなくなっている。しかし、1ヶ月も経つと薬の効果が切れて痛みが出てくる。ドクターから「アクテムラ」はリウマチを根本治癒させる薬剤ではないので、生涯、注射が必要と言われている。ほぼ3年間、毎月、血液検査とアクテムラの注射を行っている。来院時はアクテムラを注射したところで、今、痛みはない。

                東洋医学の鍼で治したいと来院されました。


                4.リウマチ

                リウマチは、骨や軟骨が破壊されてゆく病です。それにより関節の腫れや痛み、変形が現れてくる。全身の関節の骨が破壊される。最終的には、骨が破壊しつくされ痛みは和らいでくる。しかし、骨の破壊によって関節は変形が起こり、指であれば「屈曲」(手掌側に関節が曲がる)や「過伸展」(手の甲側に関節が曲がる)が起こる。進行するとスワンネック(鶴の首に似た)変形、ボタンホール(ボタン穴に似た)変形と呼ばれる特有の変形が起こる。

                 

                病院では「免疫の働きが異常に亢進し、自分自身の細胞や組織を攻撃する」と考えている。自己免疫疾患と呼んでいる。リウマチ薬としてリウマトレックスがあり、新しい生物学的製剤も、症状の緩解(腫脹や痛みなどの炎症症状が落ち着くこと、学会の説明から)を目的として発売されています。それらの薬はステロイド剤と同じ「免疫抑制剤」です。抗炎症剤(鎮痛剤)のようなもので「発症した炎症を抑制する薬」です。炎症すなわち、免疫細胞の抗争が起こる時に産生される炎症性サイトカインを抑制する薬群です。サイトカインには抗炎症性サイトカインもある。

                ただし、「炎症」とは、外傷、細菌の侵入、薬物・放射線の作用、内傷(内因性の傷害)などに対して、生体の恒常性を維持するための『防御反応』である(学術用語辞典)。体の一部に充血・はれ・発熱・痛みなどの症状を起こす。「炎症」は、痛みを起こすが生体の恒常性を維持するための自然に備わった『防御反応』である。

                東洋医学での「免疫」という概念はすでに紀元前26年から2〜3世紀までに確立していて、体の「恒常性」を保つための仕組みができあがっている。それを『衛気』(えき)という。『衛気』はリンパの流れに入り全身を巡り邪(外敵)から体を守り、一部は、心臓へゆき血液となり全身を巡り同じく邪(外敵)から体を守る働きをしている。既に「免役」の概念と定義が完成している。前者はリンパ球のことで、後者は白血球やマクロファージなどのことである。

                  

                膠原病という言葉は、世界的に使われなくなりました。膠原病の一つ、「ヘバーデン結節」なども手指の関節に疼痛と腫脹が起こり、次第に関節の骨が大きくなり、また関節内にも骨の棘(とげ)のように骨が増殖してゆく病です。

                「リウマチ」は、関節の骨が破壊されてゆく病です。その過程で手指の関節や大きい関節に疼痛と腫脹が起こります。

                正反対のことが起こっていますが、両者の原理は似ています。次の通りです。

                (引用;実践医学・骨代謝(羊土社))

                骨は毎日、恒常的に、古くなった骨細胞を破骨細胞が壊し、そこに新しい骨芽細胞を導入する(上図参照)。骨芽細胞は骨細胞に成長する。新旧の骨細胞が毎日、連続した運動性を持ち、少しずつ入れ替わっているのが骨の世界です。それでヒトなどは二足歩行しても骨折もなく生きて行ける。これらは、骨組織に対して、骨細胞の破壊と導入のバランス、すなわち「平衡」が保たれているのです。ところが、リウマチなどは、この平衡が維持できていないのです。

                 

                東洋医学の『陰陽論』で考えるとよく解ります。リウマチは骨細胞が陰性的に、つまり遠心的に関節の骨から消失するのが優勢な病で、ヘバーデン結節は骨細胞が陽性的に、つまり求心的に骨内に増殖するのが優勢な病と考えます。ですから、リウマチは関節の骨が破壊され、関節がその形を保てなくなり変形し、遂には脱臼します。ヘバーデン結節は、関節の骨が大きく成長膨隆し、骨棘が関節内に発生して関節が動かなくなり、遂には脱臼します。

                『陰陽論』は、『宇宙、世界の本質は陰陽一気で成り立ち、陰陽の「対立」と「統一」によるものである』と定義している。つまり、万物の発生や消滅、発展や変化は全て、陰陽の「対立」と「統一」という矛盾した運動の結果であるとしている。哲学が根本なのでわかりにくいが、少しずつ事物、事象、生命のことが解りかけてきた。ヒトが正常な生命活動を継続できるのは、この陰陽相互の「対立」と「統一」によって生み出された「動態平衡」の結果であるとしている。この「動態平衡」によって、宇宙、そして自然界も一刻も休むことなく活動を続けることができる。

                この考えは「皇帝内経」(こうていだいけい)(紀元前26年以前)という中国で研究された医学書にある。その後、大幅な増補を加えて、現存する医学書「皇帝内経素問」(そもん)と「皇帝内経霊枢」(れいすう)ができたのは2世紀初めから3世紀の中頃と推定されている。この後、日本を含むアジアの国々に広がり、延々と引き継がれ、さらに発展してきた。日本でも多くの著名な東洋医学者を輩出している。この陰陽論は「素問」陰陽応象大論篇、陰陽離合論篇にある。

                 

                地球上の動物には新旧の骨細胞を入れ替えするコントロール機能が自然と、体に備わっています。従って、治療はこれを正常な状態に戻すことです。壊すのを陰とすれば、つくるのを陽とする。この『陰陽の気の動態平衡を調整して体質改善する』ことが、正常な骨へと根本治癒に導きます。しかし、壊れてしまった骨を元に戻すことは、体質改善できたとしても並大抵でなく時間がかかります。従って、骨の変形が軽い早期に治療を始めることが最善です。

                 

                雑談になりますが、陰陽がよくわかる事象があります。私たち地球上の動物の血液は赤色で、それは赤血球ヘモグロビンの色です。ヘモグロビンの主な働きは、肺に吸入した空気から酸素を体内に取り込み、身体中にそれを運搬する役目を持っている。そして体内で発生した二酸化炭素は、一部は体内で重炭酸合成に使用されて、余った二酸化炭素をヘモグロビンが肺経由で体外に排出する。一方、植物は緑色で、それは葉緑素クロロフィルの色です。クロロフィルの主な働きは、二酸化炭素を葉の気孔から取り込み酸素と炭素に分解して、一部の酸素は化学的に貯蔵し、余った酸素を排出し、炭素は植物体を作るために使用します。

                これらのヘモグロビンとクロロフィルは大変、化学構造が似ています。骨格は「ポルフィリン」という大きな環状化合物です。その中心に動物のヘモグロビンは鉄(Fe)を、植物のクロロフィルはマグネシウム(Mg)を取り込んで化合物を構成しています。その色もヘモグロビンは赤、クロロフィルは緑(青ともいう)で、つまり太極の陰陽の色にあたります。補色です。前者は陽、後者は陰に分けられます。一方は地球上の酸素を使うために、他方は二酸化炭素を使うために発達した化合物です。また、動物は「ポルフィリン」という化合物を植物から摂取しなければ獲得できません。植物から摂取できない時には、植物または海藻を食べた動物の血液を摂取しています。肉食動物は草食動物を摂食しています。つまり、植物が絶滅すれば動物も一緒に絶滅する。自然現象は全て繋がり、相互に「対立」と「統一」を繰り返し共有しているのです。そして、陰陽の考えに従えば、動物は酸素を求心的に、二酸化炭素を遠心的に動かし、植物は二酸化炭素を求心的に、酸素を遠心的に動かす。ちょうど反対(対立)のことをして、地球上ではお互いが共存(統一)できるようになっている。これが地球の、そして宇宙の摂理です。宇宙の摂理に従って、ここに共存して生命を育んでいるのです。

                病気も自然現象です。宇宙の摂理に基づいて起こっています。そこには陰と陽の気と現象が必ずあり、その平衡が崩れているのです。ですから、陰陽の気の平衡を整えることが大切なのです。

                ヒトの病気は現代でも解明できていないことばかりだが、宇宙の摂理である陰陽の気は確実に存在する。


                5.治療結果
                (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で全身の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して根本的に治すとよく言われます。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを治すことが「体質改善」です。

                鍼は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はなく、接触した感覚がある。皮膚の表面から0.1~0.2mmほどの深さに表皮と真皮(血管がある)の境界付近に鍼をする。その境界は基底層といい、セラミドや伝導性物質で構成され、人体を強固に守っている細胞バリアです。経穴(つぼ)の下、基底層付近で気を補ったり、気の滞りを流したり、気の働きを妨害する邪気を取り除く。
                (7回目)生物学的製剤アクテムラの注射を受けた。病院へは患者様の意思で、この注射を一時やめたいと申し出たと聞いた。鍼治療は1回目と同じ治療方針を継続する。

                (9回目)前回のアクテムラの注射から1ヶ月を経た。アクテムラの注射はしなかった。CRP;0.31(0.3以下が正常範囲) 
                (12回目)病院で血液検査を2ヶ月に一度、行っている。今回の検査結果は次の通り。CCP抗体;137.52、CRP;0.17 。病院からアクテムラの注射を止めて以降、2ヶ月くらいで痛みが再び出てくると言われている。丁度、2ヶ月を経た。痛みはまだ、出ていない。鍼治療を継続する。

                (15回目)3ヶ月を経過した。まだ痛みは出ていない。

                (20回目)4ヶ月を経過した。まだ痛みは出ていない。CRP;0.16

                (25回目)5ヶ月を経過した。まだ痛みは出ていない。脈診から脈の変動が少し小さくなってきた。

                (28回目)6ヶ月を経過した。まだ痛みは出ていない。脈診から脈の変動がさらに小さくなってきた。

                (29回目)脈診からほとんど脈の変動がなくなっている。

                (30回目)脈診から脈の変動がなくなった。すべての経脈の気は陰陽共に平坦(平衡)になっていた。鍼治療をしだして7ヶ月が経った。しかし、痛みはでていない。この内因性の病は、気の調整が終わり「根本治癒」した。さらに、経過観察をするため治療を2週間に1度に切り替えた。

                (32回目)31回目から1ヶ月あけて来院した。8ヶ月間、痛みが無い状態が続いている。治療を終了した。


                「あん鍼灸院の治療方針」
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                | あん | 『リウマチ・ヘバーデン結節』 | 00:31 | comments(0) | - |
                『自然妊娠できない/子宮内膜症』【治験例37】|あん鍼灸院
                0

                  あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために鍼灸術をもって、体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て「気の調整」(患者様の気、すなわち体表を流れるエネルギーの過不足を調整し、または気の働きを妨害する邪気を取り除き、そして気の滞りを流すこと)をする治療をしています。
                  ここでの治験例は、症状と治療経過を中心としています。なお、内容については個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

                  1. 主訴
                  不妊症/子宮内膜症

                  2.患者様
                  30歳代後半

                  3.現病歴と症状
                  1)これまでの不妊治療

                  半年前から病院で不妊治療を行なっている。排卵誘発剤やホルモン剤の服用が治療の中心だった。人工授精を2回行なったが、妊娠はできていない。次は体外受精移植を行いたいという患者様の希望がある。

                  2)子宮内膜症(卵巣チョコレート嚢胞)

                  1年前、病院で子宮内膜症が左卵巣にあると診断されて、その卵巣摘出手術を受けている。卵巣は6.5cmになっていた。現在、症状は出ていないが、再発の可能性がある。手術をしても、体質の変動(気の変化)はそのまま残っている。それを解決する必要がある。

                  3)基礎体温

                  低温期の基礎体温が高い。36.7〜36.9度近くあり、高温期の基礎体温に近い。排卵・月経は正常に起こっている。

                  ヒトは妊娠するために、卵子を育て遺伝情報などをきちんと写し込む為に身体の基礎体温を下げて行う(低温期)。その後、排卵。受精が完了するとともに基礎体温を上げて細胞分裂を促進させ、ヒトという個体を形成してゆきます(高温期)。このために、低温期と高温期という二相の基礎体温が不可欠です。低温期が高いと卵子をきちんと育てられず排卵ができません。高温期が低いと細胞分裂が進まず胎児が育ちません。特に「陽中の陽」の臓器と言われる、陽の気が最も必要な心臓がほぼ2ヶ月目(7週目から9週目)に、きちんと形成できません。それを取り戻す必要がある。

                  以上のことを、鍼で体質改善をして妊娠できる体質になるように治療を行いました。
                   

                  4.基礎体温曲線

                  4ー1.卵巣・子宮と性ホルモン、および基礎体温曲線の関係
                  女性には、一定ではないが約28日毎の性周期が見られます。この最も明らかな特徴は、月経出血です。月経の最初の日を月経周期の第1日目と数えます。卵巣は皮質と髄質よりなる。皮質には「卵胞」と「黄体」がある。髄質は血管組織で占められている。

                  卵巣周期は、卵胞期/排卵/黄体期に分かれます(図2段目)。この周期は、図1段目のように下垂体前葉から分泌される2種類の性腺刺激ホルモン(FSH;卵胞刺激ホルモンとLH;黄体形成ホルモン)によって起こります。その性腺刺激ホルモンによって、図3段目のように卵巣からは卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体からは黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。
                  性周期

                  4−2.  性周期

                  1)【4-1.図2段目】卵巣内で原始卵胞(胎生期の卵巣内に約700万個、思春期には約1万個)が発育を開始します。
                  2)【4-1.図1・2段目】FSHとLHが調節分泌され、卵胞が成熟します(卵胞期の基礎体温は低温期)。子宮内膜の厚みが増してきます。
                  3)【4-1.図1・2段目】卵細胞(卵子)が一定以上の大きさに成長すると、下垂体前葉からの強いLHの刺激(LHサージという)で排卵が起こり、卵胞内の卵子と卵胞液が卵巣外に破裂するように遠心的に放出されます。1回の月経周期毎に卵子1個が成熟し、放出されます(月経初日から約14日目)。この時から基礎体温は高温期を形成し卵子は受精着床後、分裂を繰り返し胎児が成長してゆきます。
                  4)【4-1.図2・3段目】排卵を終えた卵胞は黄体に変化します。黄体はプロゲステロンを分泌します。
                  5)【4-1.図2〜4段目】妊娠が成功すれば、プロゲステロンは継続して出され、子宮内膜も絨毛をしっかりつくり胎児の成長を促します。妊娠が成立しなければ、黄体は白体へと変わり、その仕事を終えます。このとき、月経すなわち子宮内膜の剥離と子宮からの遠心的排出が発来します。

                  しかしながら、この性周期は、あたかもFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)、卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)がコントロールしているかの様に見えますが、ホルモンは狼煙(のろし)で、いわゆる信号(サイン)の様なものです。もっとヒトの本質的なもの、すなわち「哺乳動物」の特徴は、身体が自分の体温をコントロールできることです。卵子をつくる段階では比較的低温で、受精着床後は細胞分裂を繰り返し胎児の成長を促すために高温で維持することが、この周期を達成するためには不可欠です。ヒトには、体温を上げる機能と下げる機能が備わっています。この機能がうまく働かないと基礎体温を微妙に調節できなくなるのです。

                   

                  4−3.基礎体温曲線の実際

                  前述した様に、卵子を丁寧につくる低温期と細胞分裂を盛んに行い胎児を育てる高温期が排卵を挟んで形成されます。基礎体温は簡単にご自身の性周期を知ることができるとともに、その曲線が下図の様に綺麗に二層を形成できているかで、妊娠ができる体質であるかを知ることができます。

                  基礎体温曲線が全体に高い、例えば低温期でも36.7度以上あるとか、高温期はもっと高く37度を超えている様な場合です。基礎体温曲線が全体に低い、例えば低温期で36度以下、高温期でも36.7度に達していない様な場合です。また、低温期と高温期の差がなく二層を形成できていない場合、さらには、基礎体温のばらつきが激しく、高温期なのか低温期なのかがわからない様なこともあります。これらの場合、妊娠がなかなかできないのです。そこで、当院の治療は、変動した体温調節機能を気の調整で修復し、正常な基礎体温曲線に戻します。

                  病院では、基礎体温を毎日、測定する様な指導はほとんどありません。それは、ホルモン剤の投与を行っていて、基礎体温がホルモン剤によって左右され、患者様の本当の基礎体温が測定できないからです。病院でも真の基礎体温でなく、仮の基礎体温だと説明されている様です。ですから、基礎体温は、ホルモン剤を服用していない状態で測定しなければなりません。一度、服用するとその次の月まで影響します。当院ではその重要さを理解いただいて、毎日の基礎体温を測定しグラフを作成していただくか、スマートホンのアプリ付き基礎体温計で測定していただいています。

                  基礎体温曲線

                   

                  5.治療結果
                  (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。

                  妊娠がなかなかできないのは、その原因となる「病因」が必ずあります。その病因を治すことが治療の目標です。

                  鍼で全身の気の調整を行う治療を開始し、患者様が抱える病因を解消する治療方針とした。

                  (5回目)排卵したかどうか、わからない。低温期基礎体温は36.7〜36.9度を推移している。低温期に高い基礎体温が続いている。

                  (6回目)病院で、ホルモン剤を使用した人工授精を実施した。しかし、妊娠はできなかった。
                  (10回目)翌月、排卵があった低温期基礎体温は36.5~36.7度で、排卵後の高温期の基礎体温は36.9〜37.0度まで上昇した。その期間は13日間であった。次月に採卵したい希望がある。基礎体温が正常になれば、行うこととした。

                  (14回目)病院で採卵しようとしたが、LH/FSHバランスが不良ということで採卵を中止している。

                  (15回目)低温期基礎体温は36.5~36.6度で安定してきた。

                    (18回目)病院で採卵をした。3個の胚盤胞を凍結保存できた。

                  (22回目)体外受精移植を行なった。

                  (23回目)妊娠がわかった。

                  (25回目)7週目。心拍を確認できた。

                  (27回目)インフルエンザに罹った。10週目。赤ちゃんは2cmほどに成長している。

                  (28回目)11週目。3.8cmに成長した。母子手帳が配布された。午後5時以降のつわりがひどくなってきた。吐き気がある。吐くこともある。午前中と夕方が眠い。重いつわりがあるのは、まだ体質変動が残っているということだ。つわりがないと赤ちゃんが元気でないのかしらと思っている方もいらっしゃるが、体質の変動がなければ、つわりは軽い。妊娠中および出産後の体調を考え、体質の変動がなくなるまで治療を継続することとした。

                  (31回目)15週目。つわりが軽くなってきた。

                  (32回目)16週目。脈の変動が少なくなってきた。

                  (34回目)19週目。つわりは少ない。脈の変動がなくなっている。気の変動がなくなり体質改善したと判断し、治療を終了した。赤ちゃんの体重は330グラムとのことでした。

                   

                  この患者様は、体質改善に至るまで治療をされて鍼治療を終了された方です。妊娠という目標が叶えられた時、どうしても治ったと思ってしまうのです。仲々、わかりにくいと思うのですが、赤ちゃんがなかなかできないとか、子宮筋腫があるとか、下痢と軟便を繰り返しているとか、疲労感が残るなどの症状は、体質変動という気が変化した原因から発症しています。これをきちんと根本治癒させておくことが、今後の日常生活の上で健康な生活ができるかどうかのキーポイントです。驚いてしまうほど、その結果は変わります。そこまできちんと治療された患者様です。

                  以上

                  『自然妊娠できない』【治験例まとめ1】|あん鍼灸院
                  『自然妊娠できない』【治験例まとめ2】|あん鍼灸院
                  『自然妊娠できない』【治験例まとめ3】|あん鍼灸院

                  「あん鍼灸院の治療方針」
                  「あん鍼灸院で治る病症」
                  「あん鍼灸院へのアクセス」
                  (遠方よりお越しの患者様へ)  

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                   脈診調氣鍼法はり専門
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                  | あん | 『自然妊娠できない』 | 23:24 | comments(0) | - |
                  『ヘバーデン結節』【治験例12】|あん鍼灸院
                  0

                    あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の気、すなわち、内臓を含む全身の活動をコントロールしている経絡を流れるエネルギーの過不足を調整し、または、その働きを妨害する邪気を取り除き、そして、その滞りを流すこと)をする治療をしています。
                    ここでの治験例は症状と治療経過を中心に、詳細な治療方針は省略しています。なお、内容は個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。


                    1.主訴
                    ヘバーデン結節

                    2.患者様
                    60歳代前半 男性

                    3.現病歴と症状
                    1)2年前から右4指の第1関節両側に骨が遠心的に成長し、指にボコっと骨棘ができた。痛くはなかった。

                    2)半年前から左2・4指の第1関節、および右4指の第2関節に骨棘ができ、痛い。指に力を入れて握ると次第に痛くなってくる。また、指で物をつまむと痛み出す。


                    4.治療結果
                    (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て「五行理論」で治療方針を決定。鍼で全身の気の調整を行う治療を開始。病は「体質改善」して治すとよく言われます。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを治すことが「体質改善」です。初回の鍼治療を行う。

                    (6回目)左右4指は初回に比べて、痛みが20〜30%に減った。左2指の痛みは残っている。
                    (9回目)左右4指は、もう痛くない。日常生活で感じていた左2指の痛みは違和感に変わった。

                    (12回目)ところが、趣味で指を長時間握り続けた結果、左2指が再び痛み始めた。曲げるだけで痛み、腫れている。痛みが逆戻りした。

                    (15回目)治療を続けた結果、左2指の痛みは少なくなってきた。まだ曲げると痛むことがある。まだ体質が改善していない過程で、過度に指を使ったため、痛みが再び起こったと考えられる。

                    (17回目)左2指に、まだ若干、痛みが残っている。しかし長時間、指を強く握り続けても痛みは増さなかった。

                    (20回目)左2指も日常生活の中で痛みを感じなくなった。もう、指を強く握り続けても痛みは感じない。
                    (22回目)趣味や仕事で指を使うことは多いが、痛みなく維持できている。前回から脈の変動がなくなり、「体質改善」ができたと判断した。ヘバーデン結節は「根本治癒」したと考え、治療を終了した。

                     

                    治療回数を重ねるごとに少しずつ痛みがなくなり、このまま治癒するかと思われましたが、痛みが再び出てきました。治療過程では、体質の変動が残っているので、消えつつあった痛みが出てくることがあります。この痛みも治療を続けることで最終にはなくなります。

                    指は日常生活の他にも様々な場面で使う機会が多くあります。指の痛みがなくなることで楽に仕事ができ、趣味を制限することもなくなりました。
                    なお、『ヘバーデン結節』は鍼治療が早い程、骨棘の肥大化や関節の固定化、および脱臼などの症状が進行しにくいことが分かっています。即ち、症状の進行に対し鍼治療が早い程、この病気の背景にある「原因」を早く取り除くことができます。それによって、その「根本原因」から引き起こされる、”これから起こるであろう病気”も起こらなくなります。早めの根本治療が得策です。これが東洋医学です。

                    以上

                    『ヘバーデン結節』で指が痛くなったら’あん鍼灸院’で治療しよう
                    あん鍼灸院で『ヘバーデン結節』が治った【治験例まとめ】


                    「あん鍼灸院の治療方針」
                    「あん鍼灸院で治る病症」
                    「あん鍼灸院へのアクセス」
                    (遠方よりお越しの患者様へ)

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                     脈診流調氣鍼法はり専門
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                     寺山小百合
                     予約:087-887-1466
                    **************

                    | あん | 『リウマチ・ヘバーデン結節』 | 13:32 | comments(0) | - |
                    『爪甲剥離症』【治験例13】|あん鍼灸院
                    0

                      あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために鍼灸術をもって体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て「気の調整」(患者様の気、すなわち、内臓を含む全身の活動をコントロールしている経絡を流れるエネルギーの過不足を調整し、または、その働きを妨害する邪気を取り除き、そして、その滞りを流すこと)をする治療をしています。
                      ここでの治験例は症状と治療経過を中心に、詳細な治療方針は省略しています。なお、内容は個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

                      1.主訴

                      爪甲剥離症


                      2.患者様
                      30歳代後半 女性

                      3.現病歴と症状
                      右手次指に爪の剥離がみられる。14年前から爪が剥離する。冬期は爪の症状が緩解し、剥離部はなくなる。しかし、5月になると爪が、また剥離し出す。10年前、病院へ行ったところ、ステロイドを塗布し、爪の剥離している部分まで短く切っておくよう指導された。その後も病院へ何件も行ったが、どの病院でも同じことを言われた。どこも治らなかった。今は、爪は短く切っていない。爪に白癬菌はいない。(写真;治療結果1回目参照)

                       

                      4.爪の構造と爪甲剥離

                      (引用;gooヘルスケアより)

                       

                      4−1.爪の構造

                      爪部は「爪甲」という。爪の根元「爪根」の皮膚が覆う爪部を「爪母または爪母基」という。ここでは、爪の細胞分裂が盛んに起こり、爪は先の方に成長してゆく。「爪半月」は細胞がまだ若く組織が規則正しく整列していないので爪が白く見える。「甘皮」と呼ばれる「爪上皮」は、爪甲の上面と皮膚を隙間なく接着して細菌やウィルス、汚れの侵入を防いでいる。爪先の下にある爪と皮膚(角質層)の間を隙間なく埋めているところを「爪下皮」という。「爪甲」自体は、その下にある毛細血管をもつ「爪床」という組織間で接着していて薄桃色に見える。

                       

                      4−2.爪甲剥離

                      爪甲と爪床間は、コラーゲン線維で固く接着しているが、そのコラーゲン線維の架橋という接着性能が低下すると簡単に剥離する。ここに隙間ができ、爪床部は硬く角質化し、爪は白く見える。これが『爪甲剥離』です。

                      この爪甲剥離症状は、患者様の体質の変化、すなわち病を反映している。「体質変化が起こっているよ、病に気をつけなさいよ」という最初の信号です。爪は体質の変化を端的に現し、爪の変形(巻爪や凸凹、横縞や縦縞、スプーン状)や変色(黒や黄色、白色)、爪の剥離、強度の低下(もろくなる)などを呈する「病の情報発信器官」なのです。私たちは、患者様の手足の爪や指の状態を必ず診て、体の変化を察知します。それらと他の症状、脈診を以って、東洋医学の枢軸である陰陽五行論に基づき、体質変化を治療する方針を導きだします。


                      5.治療結果
                      (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て、それに対して「五行理論」を以って治療方針を決定した。

                      ちなみに、今年、2018年平昌冬季オリンピックの開会式は、この「陰陽五行論」がテーマでした。宇宙、地球、世界、国家、人々、全ての動植物、自然全てを作り上げるのは「陰陽」であり、宇宙の全ての変化を解き明かすことができるのは「五行」であるという内容です。五輪と五行をかけていましたが、お隣の韓国ではこの独特な思考システムが生きているのだとわかります。アジアはこの考え方が通じると思います。日本は、明治時代に入って、この考え方が衰退してしまいました。残念です。さて、話をもとに戻しましょう。

                      鍼で全身の気の調整を、陰陽虚実に基づいて五行理論で開始した。病は「体質改善」して治すとよく言われます。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあります。「病因」とは経脈十二経の内、いくつかの経脈の気の変動をさす。内臓を含む全身の活動をコントロールしている気の変動によって症状が出ている。この気の変動を治すことが「体質改善」であり「根本治療」です。

                      初回の鍼治療を行う。

                      (写真)(治療前)
                      IMG_9956.JPG

                       

                      (7回目)剥離境界線が上がり剥離部分が小さくなった。しかし、境界がはっきりしない。爪甲剥離の治癒の目安は、(1)境界線が上がり爪甲と爪床が接着すること、(2)境界がはっきりすることである。

                      IMG_0155.JPG

                      (10回目)剥離部分は上がっているが、爪甲剥離境界線が乱れ悪化した。一部分では境界がV字状に下がろうとしている。治療方針を変更した。
                      10回目

                      (12回目)爪甲剥離部分の境界が綺麗になってきた。


                      (14回目)爪甲剥離部分は小さくなり、境界の乱れも少なくなった。

                      14回目

                       

                      (16回目)かなり境界線が上がってきた。

                      16回目

                       

                      (18回目)急速に境界が上がった。脈の変化がなくなるまで治療を続けるように伝えた。後、2〜3回の治療であろう。

                       

                      (19回目)脈状が綺麗になってきた。剥離の境界が少しぼやけている。

                       

                      (21回目)爪甲剥離が完全に消失した。爪が大変、綺麗だ。爪上皮、爪下皮も綺麗である。2回前の治療からすべての脈状の変動がなくなり正常になった。本日をもって治療を終了した。以上より体質改善され、根本治癒できたと考える。爪甲剥離症の再発はないと考える。何かが起これば連絡を頂けることになっている。

                      以上

                      『爪甲剥離症』で爪がパリッと剥がれたら”あん鍼灸院”で治療しよう

                      あん鍼灸院で『爪甲剥離症』が治った【治験例まとめ】


                      「あん鍼灸院の治療方針」
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                      | あん | 『爪甲剥離症』 | 00:12 | comments(0) | - |
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                        あん鍼灸院 (05/03)
                      • 『顎関節痛/倦怠感・頭痛・食欲不振』【治験例】|あん鍼灸院
                        emi (04/30)
                      • 『爪甲剥離症』で爪がパリッと剥がれたら”あん鍼灸院”で治療しよう
                        あん (08/30)
                      • 『爪甲剥離症』で爪がパリッと剥がれたら”あん鍼灸院”で治療しよう
                        りえ (08/28)
                      • 『難聴・耳鳴り・耳閉』【治験例3】|あん鍼灸院
                        あん (03/22)
                      • 『難聴・耳鳴り・耳閉』【治験例3】|あん鍼灸院
                        篠崎 (03/21)
                      • 遠方からの患者様へ
                        あん (06/10)
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