あん鍼灸院

香川県高松市木太町にある脈診調氣鍼法はり専門 『あん鍼灸院』 です。
お悩みの「爪甲剥離症」「リウマチ・ヘバーデン結節症」「アトピー性皮膚炎・掌蹠膿疱症などの皮膚疾患」「花粉症などのアレルギー疾患」 「自然妊娠できない」「子宮内膜症・卵巣嚢腫などの婦人疾患」「機↓況薪尿病」「緑内障などの眼疾患」「耳鳴り・嗅覚障害などの耳鼻疾患」「味覚障害・咳・喘息などの口舌咽喉疾患」 「顔面などの麻痺・痙攣疾患」 「鬱・パニック障害・自律神経失調症」「過敏性腸症候群などの消化器疾患」「バセドウ・橋本病などの甲状腺疾患」「ネフローゼなどの泌尿器疾患」「関節疾患」「頭痛などの血管疾患」の《根本治癒》を目標に、安全で”痛くない”鍼術で『氣の調整』をします。当院のコンセプト、理念、治療方針をご覧下さい。
ご予約は電話:087-887-1466にどうぞ。
脳を捨てた動物たち|あん鍼灸院
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    二つの面白い記事を紹介します。

    テーマは『脳を捨てた動物たち』

     

    一つ目

     理研BSIニュースNo.27(2005年)から転載

    「脳を捨てた動物たち」

    理化学研究所

    比較神経発生研究チーム

    チームリーダー

    有賀 純  氏

    私たちはさまざまな生き物の遺伝子構造比較により、脳の成り立ちに重要な遺伝子情報を探索しています。これまでにいろいろな動物を実験材料にしてきましたが、その神経組織の多様性には驚くばかりです。クラゲやイソギンチャクの仲間のように、神経細胞がそれほど密集しておらず、散在神経系と呼ばれるものから、イカ・タコのように中枢化の進んだカゴ型の神経系を持つもの、はたまた、神経管の前端に複雑な構造(脳)を有するヒトのような脊椎動物まで多岐にわたります。

     

    このような神経組織の多様性を説明するときに、進化の過程で神経組織の中枢化が進み、ヒトのような「高等動物」が出来上がったのだということは良く論じられます。「進化が進む」とよく言われますが、この言葉はしばしば、聞く側に『進化は複雑な動物を生み出す方向にのみ進む』という誤ったイメージを与えがちです。生物の遺伝子情報は絶えず揺らいでおり、さまざまな変異(多様性)が生み出されますが、「進化」とはある環境で生き延びるのに適した体の構造や生活様式に必要な遺伝子情報を持った生き物が選ばれていく過程であると考えられています。ですから、ある体の構造がより強調され複雑化していく場合もあれば、逆に目的に合わない構造を捨てて単純化していく場合もあります。

     

    脳について見てみますと、ヒトのように脳を発達させて種を繁栄させていったものもありますが、一方で進化の過程で「脳はいらない」と言って、捨てていったかのように見える動物もあります。例えば、ホヤは浅い海岸などに広く棲息し、食用としてもなじみの深い動物ですが、幼生の時期には他の脊索動物と良く似た神経管・脊索などの構造を持っています。しかし、発生の過程でこれらは失われてしまい、成体に残るのはとても単純な構造を持った神経節だけです(脳はない)。彼らは、海水中での固着生活に適応した非常に簡略化された神経系を残すことによって、子孫を繁栄させて進化の過程で生き残った「勝ち組」です。また、ヒトデ・ウニ・ナマコなどの仲間(棘皮動物)にウミシダがあります(写真)。これは化石などの記録からはこのグループの祖先に近いと考えられていますが、より後の時代に登場したと考えられているヒトデなどよりも、複雑な神経系を持っています。

    ニッポンウミシダ。この「原始的だが高等な」動物は、昨年、チームの一員が採集してきたものです。右は底面からみたところ。

     

    極端な例として、神経組織はいっさい捨ててしまったと考えられているニハイチュウのような動物もいます(脳はない)。これはタコやイカなどの腎臓に寄生する、細胞数が多くても50ほどしかない非常に小さな動物ですが、神経組織をまったく持っていません。しかし、遺伝子の比較から、神経を持つ無脊椎動物の祖先から「進化」してきたものと考えられています。環境によっては、脳はおろか神経組織すら無くても生存を続けられるのでしょう。このように見てみると、脳をふくらませ、高度な「知性」を持つことだけが子孫を残して繁栄させるための唯一の有効な手段ではなさそうです。

     

    私たちは、最終的にはヒトの脳を知りたくて研究を進めていますが、脳は研究対象として非常に魅力的であると同時に、使い方によっては非常に「危険」なものと思われます。ヒトはその脳の故に、地球の環境を激変させ、多くの生物を絶滅の危機に追い込んでしまいました。また、大量殺戮兵器の開発など、ヒト自身の繁栄に対して、マイナスと思えるような活動も生み出しています。脳のおかげで現在の繁栄を勝ち取っているヒトですが、脳の無いニハイチュウとどちらが地球上で長く生き延びられるのか、簡単に予想できないところに怖さがあります。

    (理化学研究所)

     

     二つ目

    脳のないナマコから学べることってあるの⁉ 

    生物学者 本川達雄氏に聞く
    (朝日新聞ブログ「DANROひとりを楽しむ」から転載)
    取材:土井大輔氏 2018.05.28

    生き物なのに、目もなければ鼻もない。それどころか、心臓や脳みそもない。群れを作らず、海のなかでただ砂を食べているーー。それが、ナマコです。
    脳がないということは当然、悩みもないということ。それってある意味、究極の生き方では? もしかして、ナマコから学べることがあるのでは? そう思いたって、生物学者・本川達雄さん(70)に会いにいきました。
    本川さんは、ナマコ研究の第一人者。東京工業大学の名誉教授で、ベストセラーとなった『ゾウの時間 ネズミの時間』の著者としても知られています。

    ーーナマコには脳がないということですが、「脳のない生物」がいること自体、感覚的に理解できないというか、うまく飲み込めません。
    本川:脳というのは、神経細胞が集まった塊です。目からの入力に対して膨らんでいる部分があったり、鼻からの情報に対して膨らんでいる部分があったりして、感覚器官につながっているのです。ナマコのように感覚器官のない生物には、それがいらないわけです。

    本川達雄さんが研究したナマコ(写真はジャノメナマコ/本川さん提供)

     

    ーーまさに「無神経」ですか。
    本川:ナマコにも神経はあるんです。ただ、それを処理する、いわば大規模なコンピューターがないんですね。
    ーーそうだとすると、結局、ナマコは「進化」したのですか? それとも「退化」したのですか?
    本川:退化といえば退化なんですが、ナマコやウニ、ヒトデなどの『棘皮(きょくひ)動物』は、動かなくていい生活をするようになったんです。砂についた栄養をとったり、流れてくる微生物を身体のなかの『網』で濾(こ)して食べたり。それにともなって、脳なんか、なくなっちゃった。

    ーーなんとも不思議な生物ですね。
    本川:それでもホヤやナマコ、ヒトデなどは、昆虫なんかと比べると、僕らヒトと非常に近い生物です。ヒトとナマコはいわば同じ系統でありながら、神経を発達させるかさせないかで両極端にいっちゃったんですね。 

    「歌う生物学者」としても知られる本川達雄さん
    ーー本川さんは、なぜナマコを研究することになったのでしょうか?
    本川:沖縄が本土復帰してから7年目に、琉球大学の研究施設に行ったら、その近くの海にナマコがたくさんいたんです。なぜ沖縄に行ったかというと、東大での助手時代、「若い研究者を沖縄に送ってほしい」という話があったからです。
    ーー自ら志願したんですか?
    本川:学生運動のとき、あれだけ沖縄の本土復帰を訴えていた人たちが、誰も手を挙げないんです。学生運動を引っぱっていた人たちは頭が良かったから、変わり身も早かった。それに腹が立って、僕が手を挙げたんです。行ってみたら、機材はない、学生がいない、研究用のマウスを手配する流通もない状態で、大変でした。
    ーー「海の生き物が好きだったから」という理由ではないんですか?
    本川:いえ、動物は嫌いなんです。
    ーーでは、なぜ、そちらの道に進んだのでしょうか。
    本川:僕が学生だったころ、理学部では素粒子物理学が華やかでした。究極の粒子である素粒子がわかれば、世界がわかると考えていたんです。一方、文学部や心理学部では、脳や心がわかればすべてがわかると思っている。僕には、そのどちらもが偏った見方に思えた。だったら、その真ん中くらいをいこうと。それは動物学じゃないかと考えた。だから動物は嫌いだったけど、そこに進もうと決めたんです。

    ーー「素粒子」でも「脳や心」でもないところから、世界を解明しようとした?
    本川:解明しようなんて思いません。世の中を解明することなんてできませんから。ただ、理解したかったんです。理解というのは、人間の理性が腑に落ちて納得すること。それが真理かどうかは、わからないんです。科学の世界には科学の世界の「真理」がありますが、それは「こういう風に解釈すれば納得できる」という納得の部分をいっているだけで、現象学の話なんですね。
    ーー難しい話ですが、少しわかった気がします。
    本川:それこそ、ナマコなんて、我々とは世界が違うわけです。だから多くの人は、異質なものとして排除してしまう。でも、違う世界を理解しようとする姿勢こそが大切です。科学では共通性ばかりをいうけども、むしろ共通でないところが大事。ナマコの研究でも、ナマコという不可解なものを理解可能なものにできるかが勝負だった。
    ーーわからないからこそ、向き合うということですね。
    本川:いまは皆、お気に入りのものだけを周りに集めて、自分の世界を作っている。でも、それで世界が広がったように感じるのは、危ういと思います。自分とは違うものをいかに理解して付き合っていくかというのをやらないと、世界は広がっていきません。

     

     

    このお二人の「脳を捨てた動物」の話は如何だったでしょうか?

    ホヤやナマコは脳は無くても、生命の維持だけではなく子孫もたくさん残して勝ち組だと言われる。

    では、脳も神経も捨てた動物はどのような仕組みで生きているのでしょうか? 

    脳も心臓も捨てた動物の代謝や繁殖はどのようにされているのでしょうか?

     

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      脈診調氣鍼法はり専門
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    | あん | 東洋医学、その前に | 18:35 | comments(0) | - |
    『アトピー性皮膚炎』/ネフローゼ【治験例3】|あん鍼灸院
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      あん鍼灸院は、患者様の病を一時的に症状をとる治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように”根本治療”することが最も大切なことと考えています。そのために鍼術をもって、体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て「気の調整」(患者様の気、すなわち皮膚を流れるエネルギーの不足を補い過剰を抜き去り、または気の働きを妨げる邪気を取り除き、そして気の滞りを流し、全身の気の動態平衡を図る)をする治療をしています。
      ここでの治験例は症状の治療経過を記し、内容については個人情報保護法を遵法し一部、割愛します。


      1.主訴
      『アトピー性皮膚炎』/ネフローゼ

      2.患者様
      6歳 男児

      3.現病歴と症状
      1)3歳児健康診断で「頻発性ネフローゼ」と診断された。症状は、尿中タンパク質;定性+4)尿量減少、低タンパク血漿、浮腫である。
      2)現在6歳になる。半年に1度の割合で「ネフローゼ」を発症し、病院に入退院を繰り返している。病院ではステロイド剤(副腎皮質ホルモン)、免疫抑制剤、ビタミンDが処方されている。利尿剤は出ていない。腎生検をしたところ、20数個の腎細胞のうち、3、4個が破壊されていることが確認されている。

      3)運動をすると尿中にタンパク質が出る。同時に上眼瞼が腫れた。タンパク質が尿中に出るときには、就寝後、必ず午後11時頃にパジャマが濡れるくらいに寝汗をかく。

      4)1年前から背中一面がザラザラになり非常に痒い。良くなったり悪くなったりを繰り返している。さらに手首や腕、膝裏、下腿前面に白いブツブツ様の湿疹と皮膚の乾燥が左右対称に出る。痒くて掻いて炎症が起こることを繰り返す。いわゆる「アトピー性皮膚炎」を呈している。


      4.ネフローゼとは
      1)症状

      「ネフローゼ」とは、尿中にタンパク質がたくさん出るために血液中のタンパク質が減り、その結果、浮腫が起こる病気です。浮腫は、血液中のタンパク質が減少するために血管内浸透圧が減少し、血管外浸透圧と調和させるために血管の外に水分を移動させるために起こる平衡現象です。「タンパク尿」、「低タンパク血症」、「浮腫」、「倦怠感」、「食欲不振」、「腹水」などの症状が出る。運動をしたり、風邪などに罹ると上記の症状が増幅される。一時良くなっても再発率は80〜90%と高い。

      2)原因
      「ネフローゼ」は、腎臓の糸球体(毛細血管が糸玉状に集まった組織で、血液をろ過して尿を作る;図1)の機能低下や不全によって、血中のタンパク質や血球が尿中に出てタンパク尿や血尿が起こる。この糸球体は水と塩類しか通過させないが、糸球体毛細血管の微細構造が陰性(遠心性の作用が優位な性質)になって、濾過器の穴(細胞間隙)の形が伸びて、または広がり、タンパク質のような分子量の大きい物質も通過させてしまう。このことが、全身にいろいろな症状を起こす。この過程以前に腎臓の糸球体機能を低下させる体質変動が起きたと考える。ネフローゼは腎炎と異なり、炎症性の疾患が見られないものを総称する。8割以上が6歳未満で発症し、性差は男児が多い特徴がある。

      ネフロン

      図1.  腎臓と糸球体

       

      3)治療
      東洋医学鍼術「気の調整」を行い、陰陽の気の平衡(動態平衡)を図ることで根本治癒できる

      糸球体にある腎細胞の部分的な死や腎細胞間隙の広がり(遠心作用)がこの病の根源で、これを修復する、また、起こらなくすることが治癒につながる。これを鍼術で気を調整して治します。東洋医学では、男は数え年で8歳まで女は7歳までを小児といい、腎臓が未完成の状態です。ですから、腎臓の障害も発生しやすくなっています。

      現代医学界では「一次性ネフローゼ症候群」として難病指定され、原因不明とされています(難病情報センター;指定難病222)

       

      5.アトピー性皮膚炎とは

      1)症状

      『アトピー性皮膚炎』とは、痒い湿疹が繰り返し起こる病で、目や耳の周り、首、肘や膝の窪み、背中や腹部などに発症します。痒い湿疹が身体に対して左右対称に発症するのが特徴です。

       

      2)原因

      「アトピー性皮膚炎」は、その症状から一見、アレルギー疾患と捉えがちですが、アレルギーではありません。必ずしもアレルギー体質の方がかかる病気ではありません。アレルゲンがあると必ず発症する花粉症や食物アレルギーとは異なります。正確にはその中にアレルギー体質の患者様が含まれているけれども、病気はアレルギー疾患ではない。

      生まれた時の先天の体質は、後天的に気の変動を受け体質が変わります。この体質変動によって皮膚のバリア機能だけではなく皮膚の動態平衡が崩され皮膚機能が乱れます。また、乳幼児や小児もアトピー性皮膚炎が12%程発症しているようです。乳児は母胎内の羊水中にいた環境から、出産とともに空気中に出てきます。肺を初めて使い出すとともに皮膚環境が親水性から疎水性に変わります。この時、皮膚や肺をすぐさま環境に合わせて変えることができなければ問題が起こります。出産前に、皮膚は空気に合わせて角質層という最外層を整え、肺は界面活性脂質を出し肺表面を空気に合わせて整えています。

       

      3)治療

      アトピー性皮膚炎は、根治するのに手強い病気です。この疾患はアトピーと呼ばれるごとく、症状が定まっていません。しかし、よく観察すると、自然の法則に従っています。従って、鍼術「気の調整」を行い、陰陽の気の平衡(動態平衡)を図ることで根本治癒できます

       

      6.治療結果

      (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。鍼で全身の気の調整を行う治療を開始。6歳ですが小児鍼を使わず、大人と同じように鍼をした。病は「体質改善」して根本的に治すことが鉄則だと昔から言われています。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを治すことが「体質改善」です。

      鍼は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はない。その付近で気の不足を補い過剰を抜き去り、気の滞りを流し、気の働きを妨害する邪気を取り除く。この経絡を流れる「気の調整」が鍼術の特徴です。肘から先の経穴と膝から下の経穴を使い、皮膚全体の気のネットワークの動態平衡を修正します。

      これまでの尿タンパク質は定性検査で(+4)と激しい

      (3回目)現在、ステロイド剤を服用している。寝汗が出た。尿中にタンパク質が出た。尿タンパク質(+3)

      (7回目)家族旅行の後、尿中にタンパク質が出た。また、風邪症状があるとタンパク質が出る。ステロイド剤を服用している。ステロイド剤を減らすと、タンパク質が尿に必ず出るので中止はできない。運動をしてもタンパク質が出るので、学校ではランニングや水泳の体育を見学している。

      (14回目)治療方針を変更した。

      (17回目)鍼治療を継続しているが、尿中タンパク質の減少には到っていない。病院で処方された免疫抑制剤を服用すると黄疸の数値が高くなる(副作用)。

      (21回目)自宅で尿検査したところ、尿タンパク質(+3)であった。鍼治療は継続中であるが、まだ良い結果が出ていない。

      (30回目)病院で検査したところ尿タンパク質(ー)だった。やっと(ー)になった。糸球体にある腎細胞の部分的な死滅や腎細胞間隙の広がり(遠心性)を修復するのに、このくらいの時間が必要だったと考えます。

      (32回目)治療が1ヶ月空いた。病院で尿検査したところ、尿タンパク質(+1)であった。治療を休止したため、症状が少し戻った。

      (36回目)学校での運動会が終わった。昨年は尿中にタンパク質が出たが、今年は尿タンパク質(ー)で出ていない。ただし、かけっこ競争は、念のため欠席している。

      (46回目)ステロイド剤を服薬しているが、量は半分になっている。4年間、ステロイド剤を服用しているので、薬をもっと減量して欲しいと病院側に両親が申し出ている様だ。尿タンパク質(ー)

      (58回目)ウィルスに感染して吐いた。尿タンパク質(+2)となった。病院は入院を勧めた。3ヶ月間、治療を休んだ。

      (60回目)ステロイド剤を服用している。尿タンパク質は(ー)

      (64回目)1年前から背中一面がザラザラになり痒かった。ネフローゼの治療中、良くなったり悪くなったりを繰り返していた。手首と膝裏にも左右対称に発疹が出て皮膚の乾燥と白いブツブツを持つ湿疹が出ている。両手の甲、手首と腕、膝裏や膝から踵に至る両足下腿の前面に集中している。「アトピー性皮膚炎」の症状を呈していた。患者様は病院へも行きアトピー性皮膚炎と診断されている。しかし、当院での治療は、ネフローゼを優先することを話した。

      (68回目)依然として、尿中にはタンパク質が出ていない。尿タンパク質(ー)。脈診でネフローゼの脈状が正常になリつつある。

      (71回目)尿タンパク質(ー)。脈診でネフローゼの脈状が正常になった。ここで、ネフローゼの治療を終了した。根本治癒したと考える。

      以下、アトピー性皮膚炎の治療をしながら、ステロイド剤を服用せずとも尿タンパク質(ー)を持続できていることを確認してゆく。

       

      ここからアトピー性皮膚炎の治療に移った。

      アトピー性皮膚炎は口唇、手と腕、膝から踵に至る両足下腿の前面に集中している。手足の皮膚の色は黒くなっている。前頚部にも発疹がある。

      (口唇・左右の腕・手首内側の写真)の説明

      1)口の周りが痒く、口唇は乾燥と発赤および浮腫が起こっている。

      2)左右の腕外側に発赤状の湿疹が出て、さらに腕全体に斑状の湿疹痕が残っている。

      3)左右手首に湿疹が出ている(写真は右手)。

       

      (口唇・左右の腕・手首内側の写真)

      IMG_7909.jpg

      IMG_7910.jpgIMG_7912.jpgIMG_7913.jpg

       

      (74回目)鍼をすると4〜5日は痒みがない。その後、次の治療まで痒みが出た。しかし、アトピー性皮膚炎がかなり良くなってきている。口唇は発赤や浮腫が消えた。乾燥している。腕の湿疹痕が薄くなっている。手首の湿疹は無くなっていた。

       

      (口唇・左右の腕・手首内側の写真)

      IMG_7991.jpgIMG_7992.jpgIMG_7995.jpgIMG_7994.jpg

       

      (79回目)病院にて尿検査をしたところ、尿タンパク質は(ー)であった。もう9ヶ月間、尿中にタンパク質は出ていない。

      また、アトピー性皮膚炎は、古い湿疹がまだ赤く残っているが、新しい痒い湿疹はもう出ていない。

      (83回目)アトピー性皮膚炎の炎症がおさまってきた。1部位に1箇所くらいの発疹があるのみで、他は治っていた。(残念ながら、以下写真を撮っていなかった。不覚だった。)

      (84回目)アトピー性皮膚炎は口の周りと頭に残っている。

      (89回目)アトピー性皮膚炎の新たな湿疹は少ない。

      (91回目)アトピー性皮膚炎は右手首に1個あるのみで良くなっている。

      (94回目)尿タンパク質は(ー)であった。

      (96回目)脈診でアトピー性皮膚炎の脈状が正常になった。アトピー性皮膚炎は、あと2〜3回の施術で根本治癒するだろうと伝えた。

      (98回目)ネフローゼの「尿タンパク質」は1年6ヶ月ずっと(ー)を維持している。ステロイドも、もう6ヶ月間服薬していない。脈も気の変動がなくなり、「ネフローゼ」は根本治癒したと判断した。

      アトピー性皮膚炎は湿疹や痒みが消え、綺麗な皮膚に戻っている。脈状も正常になって「アトピー性皮膚炎」は根本治癒したと判断した。ここで全治療を終了した。

      この間、学校で風邪に集団感染し入院する子もいたそうだ。患者様も嘔吐して39度の発熱があった。この発熱があった(体温を上げれた)ことによって風邪はすぐ治り、さらに尿にタンパク質が出なかった(ー)。スポーツも学校で皆んなと同じようにしている。水泳教室にも通っている。

      「あん鍼灸院の治療方針」
      「あん鍼灸院で治る病症」
      「あん鍼灸院へのアクセス」
      (遠方よりお越しの患者様へ)

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      | あん | 『アトピー皮膚炎・掌蹠膿疱症/皮膚疾患』 | 23:12 | comments(0) | - |
      『咳が止まらない』【治験例1】|あん鍼灸院
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        あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように”根本治療”することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経脈の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経脈を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。ここでの治験例は、個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

        1.主訴
        咳が止まらない


        2.患者様
        40歳代後半 女性

        3.現病歴と症状
        1)現病歴   

        2年前、風邪のあと咳が止まらなくなった。一つ目の病院では原因不明と言われ、二つ目の病院で「咳喘息」と診断された。この病気はアレルギーなので、症状は繰り返し一生、付き合ってゆく病気で治らないと診断された。現在、薬はステロイド(吸引)と気管拡張剤の複合剤を2年前から服用している。

         

        2)症状

        (a) 午前6時頃から咳き込む。

        (b) 3ヶ月前、周りに煙草の煙があるだけで咳が止まらなくなった。

        (c) 気温の温度差でも咳き込む。

        (d) 痰は出ない。

        (e) 病院で血液検査したところ、好酸球が上限値を超えて増加していた。ウィルスに感染していない。

        (f)  病院でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の検査をしたが該当しなかった。

        (g) 睡眠の寝つきが悪く、すぐ眼を覚ます。

        (h) 睡眠中、上半身が熱くなり午前3〜4時頃、寝汗が流れるように出る。

        以上は代表的な症状である。東洋医学の鍼で根本的に治したいと来院されました。

         
        4.治療結果
        (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定した。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で経絡の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して根本的に治すことが鉄則だと昔から言われています。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを取り除くことが「体質改善」です。

        鍼は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はない。その付近で気を補ったり、気の滞りを流したり、気の働きを妨害する邪気を取り除く。この経絡を流れる「気の調整」が鍼術の特徴です。肘から先の経穴と膝から下の経穴のみを使い、皮膚全体の気のネットワークの動態平衡を修正します。「咳」はその平衡が崩れています。ツボに鍼を刺して抜くだけでは、症状を一時的に和らげることはできても根本治癒はできません。

        (2回目)寝汗がびっしょり出ていたが、軽減してきた。咳が出る回数が減った。息は通るが、気管が狭い感じがする。

        (5回目)咳が気にならなくなった。熱くなるが、寝汗が少なくなった。夜2〜3回、目が醒める。
        (8回目)咳はまだ出ているが、今までに比べて非常に楽になった。寝汗がまだ、出ている。

        (10回目)咳はまだあるが、随分減っている。寝汗はでない日がある。睡眠の寝つきが良くなり、よく眠れるようになった

        (11回目)咳はまだあるが、さらに減ってきて忘れている時がある。ここ1週間は寝汗が出なかった。

        (12回目)咳が止まったという。

        (13回目)病院では喘息のNO検査をした。結果は18(正常22以下)。「治癒している」と病院で言われた。ドクターは「1年くらいかかると思っていたのにもう治ってしまった。咳が、なぜ治ったのか分からない」と言う。しかし、ステロイドの吸入はやめないで1年位さらに続けるように言われた。ステロイドの副作用で、急に服用をやめると咳がまた出るという。医師はリバウンドが起こるという。それは根本治癒していないとき、再発して更にひどい咳が出ることで副作用で出るわけではない。

        (14回目)患者様は自分の意思で服薬を止められた。

        (15回目)症状はない。脈診で脈状の変化は消え、脈の変動はなくなっている。治療を終了した。根本治癒したと考える。

        公園を散歩していてダニに刺された。自宅で調べると、ダニが吸い付いていたので取った。血を吸っていた。いつもなら足が腫れて真っ赤になるのが何も起こらなかった。これには驚きましたと言う。ダニに対する急激なアレルギー反応がなくなっていた。

        根本治癒を確認するために1ヶ月後に検証したが、脈および症状は、全く正常だった。

         

        このように、「咳」が根本治癒すれば、同時にこの同じ原因から出ている症状も全て無くなります。この治験例も同様で、他の症状は全て無くなりました。患者様にとって、何もない状態が続いています。ご本人は、まだ信じられないようで1ヶ月後にもう一度、来院されます。

        以上

        「あん鍼灸院の治療方針」
        「あん鍼灸院で治る病症」
        「あん鍼灸院へのアクセス」
        (遠方よりお越しの患者様へ)

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        | あん | 『味覚障害・咳・喘息/口舌咽喉疾患』 | 23:34 | comments(0) | - |
        『自然妊娠できない/子宮筋腫』【治験例38】《自然妊娠》|あん鍼灸院
        0

          あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために脈をみて、現在の体に流れる気(体内のあらゆる臓腑と連携するエネルギーのネットワークで、体質を決定づける)の「陰陽虚実」を診断し、鍼術で「気の調整」(患者様の気、すなわち体表を流れるエネルギーの過不足を調整し、または気の働きを妨害する邪気を取り除き、そして気の滞りを流すこと)をする治療をしています。なお、記事内容については個人情報保護法を遵法し、一部、割愛しています。

          1. 主訴
          自然妊娠できない/子宮筋腫

          2.患者様
          30歳代後半

          3.現病歴と症状
          1)これまでの不妊治療

          病院での不妊治療はタイミング法で行なっている。しかし、なかなか妊娠できない。

          2)子宮筋腫

          1年前、病院で、子宮筋腫が子宮外壁に3個(1cm位)、子宮筋層に小さい筋腫が5〜6個あると診断されている。手術は受けていない。特定の体質変化が起こっている。

          3)基礎体温

          2相を形成し正常である。月経周期も28〜30日で正常である。

          4)頻尿

          起床後から午前中にかけて、つまり午前7時から11時ごろまで30分に一度の排尿がある。

           

          これまでの変化した体質を鍼で元に戻し、自然妊娠できる体質に改善する治療を行った。

          子宮筋腫が発症していることから分かるように、生来の体質が、ある時期、それも随分前から変動し現在まで進行している。これは内因性の病で、患者様の体質が体の内の原因から変化して、その結果、病が発症したことがわかる。病院では子宮筋腫を手術で切除することが多いが、取り去っても変化した体質、すなわち、病気の本質である原因はそのまま残っている。さらに、そこから体質は徐々に悪化して、止まるということはありません。従って、子宮筋腫だけでなく、体質の変動(体を流れる特定のコントローラーとしての気の変動)に応じて、病が重くなったり、病の種類が増えてゆきます。これが内因性の病の特徴です。

           

          4.治療結果

          (1回目)自然妊娠がなかなかできないのは、その原因となる「病因」が必ずあります。鍼で全身の気の調整を行う治療を開始し、患者様が抱える病因を取り除く治療を行ってゆく。初回は、四診(問診や望診、聞診および脈診)を中心に時間をかけて詳細に行うため、1時間半の時間をいただいています。患者様の生まれた時から現在に至るまでの問題点を探り出します(事前にリストを作成していただいても、その場でお話しされても結構です。頭の中で病歴を整理しておいてください)。

          (2回目)継続して同じ治療方針で鍼をした。

          (4回目)排卵があった。高温期基礎体温は36.8〜36.9度を推移している。良好である。

          (6回目)高温期は、通常の高温期日数(14〜15日)を過ぎて18日目で、基礎体温は36.75~37.0度を推移。期待。午前中の排尿が1時間に1度位になり回数が減少した。
          (7回目)病院で調べたところ、早くも妊娠反応が出たという。自然妊娠6週目だった。

          (9回目)つわりがではじめた。ムカムカし、唾液が出る、ゲップも出る。便秘もある。つわりは、体に気の変動がない健康な人は起こらない。つわりがあるのは、体に体質の変動が残っているということです。つわりがないと赤ちゃんが元気でないのかしらと思っている方もいらっしゃるが、体質の変動がなければつわりはありません。妊娠中、および出産後の体調を考え、体質の変動がなくなるまで治療を継続するのが良いと話した。しかし、治療は残念ながら、ここで中断した。体質の変動が残ったままになった。

           

          妊娠という目標が叶えられた時、どうしても治ったと思ってしまうのです。仲々、わかりにくいと思うのですが、赤ちゃんがなかなかできないとか、激しい生理痛や子宮筋腫、子宮内膜症は、体質変動という気が変化した原因から発症しています。これをきちんと根本治癒させておくことが、今後の日常生活の上で健康な生活ができるかどうかのキーポイントです。根本治癒すると、驚いてしまうほどにその結果が現れます。

          以上

          『自然妊娠できない』【治験例まとめ1】|あん鍼灸院
          『自然妊娠できない』【治験例まとめ2】|あん鍼灸院
          『自然妊娠できない』【治験例まとめ3】|あん鍼灸院

          「あん鍼灸院の治療方針」
          「あん鍼灸院で治る病症」
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          | あん | 『自然妊娠できない』 | 18:05 | comments(0) | - |
          『花粉症』【治験例4】|あん鍼灸院
          0

            あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように”根本治療”することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経脈の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経脈を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。ここでの治験例は、個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

            1.主訴
            花粉症


            2.患者様
            60歳代前半 男性

            3.現病歴と症状
            1)現病歴   

            転勤で関東に移住したところ、3年目の32歳から鼻炎と目のかゆみが始まった。当初は、なんとか凌いでいたが、マスクなどでは防ぐことができなくなった。それ以降、薬で症状を緩和してきた。通勤や外出から帰宅したときには、花粉を落とし家に入った。衣服に花粉がつかないような服の生地選びもした。さらに、外出後は鼻と目を洗浄した。アレルギー反応のある花粉はスギとヒノキで、関東では1月下旬からスギ花粉が大量に飛び出す。それ以降、4月末までは花粉との戦いが始まる。現在、住んでいる香川県では5月上旬まで苦しんでいる。

             

            2)症状

            (a) 鼻水が激しく、垂れるほど止まらない。

            (b) くしゃみが激しく出る。

            (c) 目が痒く充血する。就寝後は目を閉じるために、非常に目が痒くなり眠れない日もある。

            (d) 口の中(上顎)が痒くなることがある。

             

            3)服薬

            薬は当初、1日に1/4錠、次第に1/2錠、最近では1錠を就寝時に服薬している。それより多くの量の薬、それ以外の服薬時間では、次の日の仕事に差し支えるくらい、薬の副作用に悩まされてきた。色々な抗アレルギー剤を使用したが、体のだるさ、眠気など日常や仕事にも支障をきたしていた。新薬も試してきたが体に合わず、そのなかで副作用の少なかった旧来のニポラジンを服薬している。服薬しても症状はすっきりせず、この花粉時期は辛い。

             

            東洋医学の鍼で、30年続く花粉症を根本的に治したいと来院されました。


            4.治療結果
            (1回目)11/14 11月なので花粉症の症状はない。翌年の1月末から2月初めの花粉飛散時までには治癒していることを目標に治療を開始した。2ヶ月半の期間でほぼ治癒していることを目標としたので、4〜5日に1回のペースで鍼治療を行った。

            脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定した。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で経絡の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して根本的に治すことが鉄則だと昔から言われています。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを取り除くことが「体質改善」です。

            鍼は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はなく、接触した感覚がある。皮膚の表面から0.1~0.2mmほどの深さに鍼をする。その付近で気を補ったり、気の滞りを流したり、気の働きを妨害する邪気を取り除く。この経絡の「気の調整」が鍼術の特徴です。ツボに鍼を刺しただけでは、症状を一時的に和らげることはできるが、根本治癒はできません。

            (5回目)11/27  鍼治療は1回目と同じ治療方針を継続している。

            (9回目)12/11  同じ治療方針を継続。  
            (13回目)12/22 同じ治療方針を継続。

            (20回目)1/11   同じ治療方針を継続。

            (25回目)1/29   同じ治療方針を継続。1月下旬になった。通年ならば、そろそろ花粉症状が出てくる時期である。しかし、花粉症状は、まだ出ていない。

            (27回目)2/6 2.5ヶ月を経過した。戸外に出て庭木の剪定をした。目に何か入ったような感じはしたが、痒くはならなかった。鼻水もくしゃみも全く出なかった。「あれ!花粉症状が全く出ない」と思ったそうだ。例年ならば、この時期は外で活動することが多く、花粉症状に悩まされてきた。まだ花粉症状は、まだ出ていない。

            (28回目)2/9 花粉症状は、まだ出ていない。これまで30年間、こういうことはなかった。治療を通常の1週間に1度に切り替えた。(これ以降は追時、記事を付け加える)

            (30回目)2/22  前日、庭いじりを2時間くらい行ったそうだ。外に長くいたが、目の痒みや鼻炎の症状は起こらなかった。ただ、作業後は目と鼻を洗ったとのことでした。ドライアイのような感じになることはあるが、それは短い時間で治るという。3月上旬が花粉の飛散ピークになるので、その時期の結果をみることとした。

            (31回目)3/2 ベッドパッドを屋外で干してパタパタと花粉をはたいて眠ったそうだ。夜4時ごろに目が痒くなったという。それ以前に症状は出ていない。

            (33回目)3/16 気象台によると今日は花粉飛散量が「大変多い」とあったが、症状はない。

            (34回目)3/23 症状はない。今年は、全般的に花粉が多いことを加味すれば、確実によくなっていることがわかる。脈状はまだある。

            (37回目)4/13 症状のない日がずっと続いている。花粉の量が非常に多い日が続いていたが、花粉症の症状はない。4/8には栗林公園に行ったが、目や鼻の症状は出ていないという。大変気持ちが良かったという。

            (38回目)4/20 症状はない。花粉はまだ飛んでいるが、花粉量は減少している。脈診で花粉症を示す脈状の当初の変化は消え、脈の変動はなくなっている。そこで、治療を終了した。根本治癒したので翌年の花粉症状は起こらないとみる。

             

            花粉飛散時期に治療を開始しても、10回ほどでその効果が反応として現れる。現れれば、そのまま治療を継続し、脈診を診て病が根本治癒したかどうかがわかるので、その時点で終了する。翌年も花粉症状が起こらないだろう。

            治療回数は罹患年数によるが、通常20〜30回と考える。発症して10年以下と短いならば、治療回数もそれ以下で済む。30年、40年と長いならば、治療回数はそれ以上、必要となる。今回も罹患年数が長い。どのような病も体質の変化が起きてから、どのくらいの年数が経っているかで治療回数が違う。すなわち病がどの程度、進行しているかで違う。一般に、症状が発症する前の数年前から体質の変化が始まっている。

            以上

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            | あん | 『花粉症など/アレルギー疾患』 | 01:06 | comments(0) | - |
            ウラギンシジミの越冬|あん鍼灸院
            0

              ウラギンシジミが越冬していました。越冬場所は、庭の白彼岸花の葉裏にひっそりと潜んでいました。翅の裏がハッとする銀白色です。こんなところにいたと、びっくりしました。美しい。

              ウラジロシジミ

              翅の裏は銀白色で、一見蝶らしくない。翅表は黒褐色の地色にオスは橙色、メスは白色の紋を持つ独特の美しさがある。夏から秋にかけて飛ぶ。飛翔は速い。雌雄は調べていない。

              典型的な暖地性のチョウで、日本では本州以南に分布。山麓や盆地、郊外の住宅地などで普通に見られる。宮城県のレッドリストで、要注目種の指定を受けている(ウィキペディア)。

              幼虫の食草はフジ、クズなどのマメ科の花。幼虫の写真は「昆虫ある記」から転載。外敵が近ずくと「お尻の突起」からブラシの様な、花火の様な器官が飛び出す。大変、面白い。体の色は周りの色に合わせて変わる。

              昆虫ある記
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              | あん | 趣味と雑感 | 14:44 | comments(0) | - |
              遇うて空しく過ぐる勿れ/謹賀新年2019年|あん鍼灸院
              0

                明けましておめでとうございます

                平成31年元旦

                 

                本年もどうぞよろしくお願いいたします

                初春の営業は4日(金)からです

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                遇うて空しく過ぐる勿(なか)れ

                 (哲学者:九鬼〈くき〉周造)

                     ◇

                ”偶然とは、偶々(たまたま)「あった」が「ない」こともありえたということ”。この〈私〉も両親の偶々の結ばれから生まれた。そのかぎりで〈私〉が今ここにこうしてあることに最終的な根拠はない。が、この偶然は人生を最後まで制約する。そう、偶然は必然へと裏返る。〈私〉の存在が意味をもつのは、この裏返りに孕(はら)まれた可能性を生き抜く時だけだと哲学者は言う。『偶然性の問題』から。(哲学者:鷲田清一氏のことば)

                 

                「遇うて空しく過ぐる勿れ」は、親鸞聖人『浄土論』にあるそうだ(*)。

                東洋思想の陰陽論では、陰転じて陽となす、陽転じて陰となすという。

                自然のものはすべて偶然から起こっている。その偶然がこの自然を支配している。医療もまた、偶然に起こった病に立ち向かわねばならない。その治す方法もまた、偶然性というところから離れることはできない。東洋医学は、それをよく観察していて、見える結果現象を捉えるのではなく、偶然の裏返りからくる必然という見えない原因を見つけ出す考え方だと思う。

                人はいくつもの症状が偶々起こり色々な病気になったと思い込んでいるが、実は(それらの症状の芽を掘り起こすと根はお互いに絡み合って一つの根塊(原因)を成していて)必然であったということがわかる。その病は、根塊を治すことで、一つ一つの根がほどけ症状という芽が枯れ、無くなってゆく。

                (*)東本願寺HP>真宗の教え>宗祖としての親鸞聖人に遇う>飛躍する偶然性

                 

                今年も努力を尽くして、患者様の治療に臨みたいと思います。

                病の根塊を治して多くの症状を無くし、春よ〜🎶(歌)となりますように。

                本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

                *************
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                | あん | 東洋医学、その前に | 17:02 | comments(0) | - |
                『外傷性散瞳/羞明(まぶしい)』【治験例1】|あん鍼灸院
                0

                  あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経絡を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。
                  ここでの治験例は、症状と治療経過を中心としています。なお、内容は個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

                  1.主訴
                  外傷性散瞳/羞明(まぶしい)


                  2.患者様
                  10歳代後半 男性

                  3.現病歴と症状   

                  1) 2ヶ月前、野球の試合時に跳ね返ったボールが右眼に当たり、瞳孔が開いたままになった(散瞳)。右眼では景色が白く見え、何も見えなかった。黒眼部分は内出血していた。眼科で、少しだけ光に反応すると言われている。

                  2)天気の良い日は眩しい。

                  3)焦点を合わせるのが難しい。

                  病院で治療をしていたが、「散瞳は外傷の後遺症で治らない」と診断された。自然に治ってゆくのを待つしかないという診断だった。しかしながら、患者様は自然にはなかなか治らず、野球の練習や試合で目が眩しく、また焦点を合わせにくいということがあり困っている。

                  東洋医学の鍼で治したいと来院されました。


                  4.眼の「散瞳」と「縮瞳」という光量調整

                  東洋医学特有の『陰陽論』は、『宇宙、世界の本質は陰陽の二気で成り立ち、その相互の「対立」「統一」によるものである』と定義している。つまり、万物の発生(陽)や成長(陰)、粛殺(陽)や収蔵(陰)、変化(陽)や発展(陰)は全て、陰陽の「対立」と「統一」という矛盾した運動の結果であるとしている。哲学が根本なのでわかりにくいが、少しずつ事物、事象、生命のことが解りかけてくる。ヒトが正常な生命活動を継続できるのは、この陰陽相互の「対立」(相剋ともいう)と「統一」(平衡ともいう)によって生み出された「動態平衡」の結果である。この「動態平衡」によって、宇宙、そして自然界も一刻も休むことなく活動を続けることができる。これが東洋医学の基本理念です。

                  病も自然現象です。人の体を小宇宙と考えたとき、大宇宙のごとく体を流れるコントローラーとしての気が変化し、陰と陽や経絡間の気の平衡が崩れた時に病が発症する。自然と人の繋がりを考えると病の本態が分かってくる。このアンバランスから内臓や器官に求心力や遠心力が働き、収縮したり膨張したり、吸収と排出がうまくできなくなったり、細胞を自死させても新生細胞と入れ替えできないなど内臓や器官が恒常性を維持できなくなった時、遂には病気が発症する。糖の貯蔵庫である筋肉に糖を貯めたり、それを血液中に戻すことができなくなる時、これを「糖尿病」という。脳血管に遠心力よりも求心力が働いて部分的に細くなった時、血栓が詰まりやすくなる。これを「脳梗塞」という。

                  従って、『陰陽の気の動態平衡を調整して体質改善する』ことが、病を根本治癒に導く。つまり、人体の気の初期設定に戻すようなもので、まっさらになる。

                   

                  この患者様の場合、動態平衡がどう関わるのか。

                  眼に野球のボールが当たり、その瞬間的外圧によって「瞳孔」(図1)が開いたままになっている症状です。眼を外から見ますと「虹彩」というカメラの絞りのような小器官(図1)が見えます。これは瞳孔の大きさを調節する器官です。

                  図1.眼の構造

                  <図の引用;解剖生理をおもしろく学ぶ(増田敦子著、サイオ出版)>

                   

                  「虹彩」には2種類の小型の筋肉が付いている(図2)。一つは虹彩に輪状に走っている「瞳孔括約筋」、もう一つは放射線状に走っている「瞳孔散大筋」です。光が眼に入ると二つの筋のうち、「瞳孔括約筋」が反射的に収縮して瞳孔は小さくなります(縮瞳)。これは巾着袋の紐のような感じで、筋肉が収縮すると求心的に瞳孔が閉まります。さらに「瞳孔散大筋」という筋があり、収縮すると遠心的に光彩を引っ張り瞳孔が開きます(散瞳)。この二つの筋は収縮や弛緩によって『対立』する運動を起こします。

                  問題の「散瞳」という症状は、図2上段のように輪状の「瞳孔括約筋」が十分に収縮できずに弛緩し、さらに「瞳孔散大筋」が収縮しているために起こります。それで瞳孔が開いたままになっているので、まぶしくて見えにくい(羞明)のです。

                  「縮瞳」というのは、図2下段のような状態で二つの筋の収縮弛緩作用が散瞳と反対になっています。

                  重要なことは、光の量によって二つの筋の収縮と弛緩という連続した運動の『統一(平衡)』に至らしめ、目に入る光の量を調節することです。

                    

                  瞳孔の仕組み

                  図2.瞳孔の仕組み

                  (図の引用;Y!知恵袋)


                  5.治療結果
                  1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で、全身の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して治すとよく言われます。病には病を引き起こす「病因」が必ずある。気の調整を行って、光の量による二つの筋の収縮と弛緩運動の平衡を正常にすることを目標にします。

                  鍼(使い捨て)は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はなく、接触した感覚がある。

                   

                  2回目)継続して治療を行なった。

                  1)瞳孔;家で瞳孔を見ていると縮瞳するのが見えたという。

                  2)羞明;初回の治療後、帰り際に眩しさが減っていた。

                   

                  3回目)病院で瞳孔検査をしたところ、瞳孔にまだ左右差がある。当院で眼の写真を撮影した。光の量をコントロールして撮影したわけではないので、絶対的ではない。左右の瞳孔径を比較するのに用いる。

                  1)瞳孔

                  患者様からの許可を頂き写真を掲載した。瞳の中心の白い円が瞳孔です。右眼の瞳孔(異常)は左眼(正常)より開いていることがわかる。

                  (右眼瞳孔;散瞳)/(左眼瞳孔;正常)  

                  2)羞明

                  眩しい。

                   

                  5回目

                  1)瞳孔

                  (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

                  2)羞明

                  まだ、眩しい。

                   

                  6回目

                  1)瞳孔

                  右眼の瞳孔はまだ、開いてはいるものの左眼(正常)と比較して差が少なくなった。眼の焦点を合わせやすくなり、テレビなども見やすくなったという。

                  (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

                  2)羞明

                  眩しくない。

                   

                  7回目

                  1)瞳孔

                  左右の瞳孔の大きさに差がなくなった。

                  (右眼瞳孔)/(左眼瞳孔)

                  2)羞明

                  眩しくなく、ピントも合わせやすくなり元気に野球をしている。治療を終了した。

                  以上

                  「あん鍼灸院の治療方針」
                  「あん鍼灸院で治る病症」
                  「あん鍼灸院へのアクセス」
                  (遠方よりお越しの患者様へ)

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                   脈診調氣鍼法はり専門
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                  | あん | 『緑内障/眼疾患』 | 00:20 | comments(0) | - |
                  『リウマチ』【治験例1】|あん鍼灸院
                  0

                    あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために体と病、および経脈の「陰陽虚実」を診て鍼術で「気の調整」(患者様の経脈を流れる気、すなわち内臓を含む全身の生命活動をコントロールしているエネルギーの過不足を調整し、またはその滞りを流し、そして、その働きを妨害する邪気を取り除くこと)をする治療をしています。
                    ここでの治験例は、症状と治療経過を中心として詳細な治療方針は省略しています。なお、内容は個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

                    1.主訴
                    リウマチ


                    2.患者様
                    50歳代後半 女性

                    3.現病歴と症状
                    1)現病歴   

                    3年前、足首と手首に疼痛と腫脹がありリウマチ専門病院を受診した。その時、リウマチと診断された。病院の診断理由は次の通り。

                    (a) リウマチ因子(+)

                    (b) 右薬指と左小指第1関節の骨変化あり。

                    (c) RF定量値(リウマトイド因子定量値);21(基準値15IU/ml以下)

                    (d) CCP抗体値(抗シトルリン化ペプチド抗体値);(3年前)450、(1年前)106.15(基準値4.5U/ml未満)

                    (e) CRP定量値(C反応性蛋白定量値);0.24(基準値0.3mg/dl以下)

                     

                    2)リウマチ発症箇所と症状

                    (a) 左足首(くるぶしの周り)の疼痛と腫脹

                    (b) 左手首と母指のつけ根第3関節の疼痛と腫脹

                    (c) 右薬指と左小指の第1関節の疼痛と腫脹。 前者は第1関節が少し屈曲している。いずれも骨棘はない。

                    上記のように足首や手首の大きい関節が炎症を起こし腫れ、大変痛い。

                     

                    3)服薬

                    3年前から病院にかかり、リウマチ薬「リウマトレックス」(トレキサート)を服用している。しかし、その痛みをとる効果が思わしくなく、2ヶ月後から生物学的製剤「アクテムラ」を月1回、注射(0.9mg)している。鎮痛効果があり、痛みはなくなっている。しかし、1ヶ月も経つと薬の効果が切れて痛みが出てくる。ドクターから「アクテムラ」はリウマチを根本治癒させる薬剤ではないので、生涯、注射が必要と言われている。ほぼ3年間、毎月、血液検査とアクテムラの注射を行っている。来院時はアクテムラを注射したところで、今、痛みはない。

                    東洋医学の鍼で治したいと来院されました。


                    4.リウマチ

                    リウマチは、骨や軟骨が破壊されてゆく病です。それにより関節の腫れや痛み、変形が現れてくる。全身の関節の骨が破壊される。最終的には、骨が破壊しつくされ痛みは和らいでくる。しかし、骨の破壊によって関節は変形が起こり、指であれば「屈曲」(手掌側に関節が曲がる)や「過伸展」(手の甲側に関節が曲がる)が起こる。進行するとスワンネック(鶴の首に似た)変形、ボタンホール(ボタン穴に似た)変形と呼ばれる特有の変形が起こる。

                     

                    病院では「免疫の働きが異常に亢進し、自分自身の細胞や組織を攻撃する」と考えている。自己免疫疾患と呼んでいる。リウマチ薬としてリウマトレックスがあり、新しい生物学的製剤も、症状の緩解(腫脹や痛みなどの炎症症状が落ち着くこと、学会の説明から)を目的として発売されています。それらの薬はステロイド剤と同じ「免疫抑制剤」です。抗炎症剤(鎮痛剤)のようなもので「発症した炎症を抑制する薬」です。炎症すなわち、免疫細胞の抗争が起こる時に産生される炎症性サイトカインを抑制する薬群です。サイトカインには抗炎症性サイトカインもある。

                    ただし、「炎症」とは、外傷、細菌の侵入、薬物・放射線の作用、内傷(内因性の傷害)などに対して、生体の恒常性を維持するための『防御反応』である(学術用語辞典)。体の一部に充血・はれ・発熱・痛みなどの症状を起こす。「炎症」は、痛みを起こすが生体の恒常性を維持するための自然に備わった『防御反応』である。

                    東洋医学での「免疫」という概念はすでに紀元前26年から2〜3世紀までに確立していて、体の「恒常性」を保つための仕組みができあがっている。それを『衛気』(えき)という。『衛気』はリンパの流れに入り全身を巡り邪(外敵)から体を守り、一部は、心臓へゆき血液となり全身を巡り同じく邪(外敵)から体を守る働きをしている。既に「免役」の概念と定義が完成している。前者はリンパ球のことで、後者は白血球やマクロファージなどのことである。

                      

                    膠原病という言葉は、世界的に使われなくなりました。膠原病の一つ、「ヘバーデン結節」なども手指の関節に疼痛と腫脹が起こり、次第に関節の骨が大きくなり、また関節内にも骨の棘(とげ)のように骨が増殖してゆく病です。

                    「リウマチ」は、関節の骨が破壊されてゆく病です。その過程で手指の関節や大きい関節に疼痛と腫脹が起こります。

                    正反対のことが起こっていますが、両者の原理は似ています。次の通りです。

                    (引用;実践医学・骨代謝(羊土社))

                    骨は毎日、恒常的に、古くなった骨細胞を破骨細胞が壊し、そこに新しい骨芽細胞を導入する(上図参照)。骨芽細胞は骨細胞に成長する。新旧の骨細胞が毎日、連続した運動性を持ち、少しずつ入れ替わっているのが骨の世界です。それでヒトなどは二足歩行しても骨折もなく生きて行ける。これらは、骨組織に対して、骨細胞の破壊と導入のバランス、すなわち「平衡」が保たれているのです。ところが、リウマチなどは、この平衡が維持できていないのです。

                     

                    東洋医学の『陰陽論』で考えるとよく解ります。リウマチは骨細胞が陰性的に、つまり遠心的に関節の骨から消失するのが優勢な病で、ヘバーデン結節は骨細胞が陽性的に、つまり求心的に骨内に増殖するのが優勢な病と考えます。ですから、リウマチは関節の骨が破壊され、関節がその形を保てなくなり変形し、遂には脱臼します。ヘバーデン結節は、関節の骨が大きく成長膨隆し、骨棘が関節内に発生して関節が動かなくなり、遂には脱臼します。

                    『陰陽論』は、『宇宙、世界の本質は陰陽一気で成り立ち、陰陽の「対立」と「統一」によるものである』と定義している。つまり、万物の発生や消滅、発展や変化は全て、陰陽の「対立」と「統一」という矛盾した運動の結果であるとしている。哲学が根本なのでわかりにくいが、少しずつ事物、事象、生命のことが解りかけてきた。ヒトが正常な生命活動を継続できるのは、この陰陽相互の「対立」と「統一」によって生み出された「動態平衡」の結果であるとしている。この「動態平衡」によって、宇宙、そして自然界も一刻も休むことなく活動を続けることができる。

                    この考えは「皇帝内経」(こうていだいけい)(紀元前26年以前)という中国で研究された医学書にある。その後、大幅な増補を加えて、現存する医学書「皇帝内経素問」(そもん)と「皇帝内経霊枢」(れいすう)ができたのは2世紀初めから3世紀の中頃と推定されている。この後、日本を含むアジアの国々に広がり、延々と引き継がれ、さらに発展してきた。日本でも多くの著名な東洋医学者を輩出している。この陰陽論は「素問」陰陽応象大論篇、陰陽離合論篇にある。

                     

                    地球上の動物には新旧の骨細胞を入れ替えするコントロール機能が自然と、体に備わっています。従って、治療はこれを正常な状態に戻すことです。壊すのを陰とすれば、つくるのを陽とする。この『陰陽の気の動態平衡を調整して体質改善する』ことが、正常な骨へと根本治癒に導きます。しかし、壊れてしまった骨を元に戻すことは、体質改善できたとしても並大抵でなく時間がかかります。従って、骨の変形が軽い早期に治療を始めることが最善です。

                     

                    雑談になりますが、陰陽がよくわかる事象があります。私たち地球上の動物の血液は赤色で、それは赤血球ヘモグロビンの色です。ヘモグロビンの主な働きは、肺に吸入した空気から酸素を体内に取り込み、身体中にそれを運搬する役目を持っている。そして体内で発生した二酸化炭素は、一部は体内で重炭酸合成に使用されて、余った二酸化炭素をヘモグロビンが肺経由で体外に排出する。一方、植物は緑色で、それは葉緑素クロロフィルの色です。クロロフィルの主な働きは、二酸化炭素を葉の気孔から取り込み酸素と炭素に分解して、一部の酸素は化学的に貯蔵し、余った酸素を排出し、炭素は植物体を作るために使用します。

                    これらのヘモグロビンとクロロフィルは大変、化学構造が似ています。骨格は「ポルフィリン」という大きな環状化合物です。その中心に動物のヘモグロビンは鉄(Fe)を、植物のクロロフィルはマグネシウム(Mg)を取り込んで化合物を構成しています。その色もヘモグロビンは赤、クロロフィルは緑(青ともいう)で、つまり太極の陰陽の色にあたります。補色です。前者は陽、後者は陰に分けられます。一方は地球上の酸素を使うために、他方は二酸化炭素を使うために発達した化合物です。また、動物は「ポルフィリン」という化合物を植物から摂取しなければ獲得できません。植物から摂取できない時には、植物または海藻を食べた動物の血液を摂取しています。肉食動物は草食動物を摂食しています。つまり、植物が絶滅すれば動物も一緒に絶滅する。自然現象は全て繋がり、相互に「対立」と「統一」を繰り返し共有しているのです。そして、陰陽の考えに従えば、動物は酸素を求心的に、二酸化炭素を遠心的に動かし、植物は二酸化炭素を求心的に、酸素を遠心的に動かす。ちょうど反対(対立)のことをして、地球上ではお互いが共存(統一)できるようになっている。これが地球の、そして宇宙の摂理です。宇宙の摂理に従って、ここに共存して生命を育んでいるのです。

                    病気も自然現象です。宇宙の摂理に基づいて起こっています。そこには陰と陽の気と現象が必ずあり、その平衡が崩れているのです。ですから、陰陽の気の平衡を整えることが大切なのです。

                    ヒトの病気は現代でも解明できていないことばかりだが、宇宙の摂理である陰陽の気は確実に存在する。


                    5.治療結果
                    (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。東洋医学の治療方針に基づいた鍼で全身の気の調整を行なう治療を開始。病は「体質改善」して根本的に治すとよく言われます。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを治すことが「体質改善」です。

                    鍼は皮膚に0.1~0.2mmほど刺して気の調整を行う。しかし、刺した感覚はなく、接触した感覚がある。皮膚の表面から0.1~0.2mmほどの深さに表皮と真皮(血管がある)の境界付近に鍼をする。その境界は基底層といい、セラミドや伝導性物質で構成され、人体を強固に守っている細胞バリアです。経穴(つぼ)の下、基底層付近で気を補ったり、気の滞りを流したり、気の働きを妨害する邪気を取り除く。
                    (7回目)生物学的製剤アクテムラの注射を受けた。病院へは患者様の意思で、この注射を一時やめたいと申し出たと聞いた。鍼治療は1回目と同じ治療方針を継続する。

                    (9回目)前回のアクテムラの注射から1ヶ月を経た。アクテムラの注射はしなかった。CRP;0.31(0.3以下が正常範囲) 
                    (12回目)病院で血液検査を2ヶ月に一度、行っている。今回の検査結果は次の通り。CCP抗体;137.52、CRP;0.17 。病院からアクテムラの注射を止めて以降、2ヶ月くらいで痛みが再び出てくると言われている。丁度、2ヶ月を経た。痛みはまだ、出ていない。鍼治療を継続する。

                    (15回目)3ヶ月を経過した。まだ痛みは出ていない。

                    (20回目)4ヶ月を経過した。まだ痛みは出ていない。CRP;0.16

                    (25回目)5ヶ月を経過した。まだ痛みは出ていない。脈診から脈の変動が少し小さくなってきた。

                    (28回目)6ヶ月を経過した。まだ痛みは出ていない。脈診から脈の変動がさらに小さくなってきた。

                    (29回目)脈診からほとんど脈の変動がなくなっている。

                    (30回目)脈診から脈の変動がなくなった。すべての経脈の気は陰陽共に平坦(平衡)になっていた。鍼治療をしだして7ヶ月が経った。しかし、痛みはでていない。この内因性の病は、気の調整が終わり「根本治癒」した。さらに、経過観察をするため治療を2週間に1度に切り替えた。

                    (32回目)31回目から1ヶ月あけて来院した。8ヶ月間、痛みが無い状態が続いている。治療を終了した。


                    「あん鍼灸院の治療方針」
                    「あん鍼灸院で治る病症」
                    「あん鍼灸院へのアクセス」
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                    | あん | 『リウマチ・ヘバーデン結節』 | 00:31 | comments(0) | - |
                    『自然妊娠できない/子宮内膜症』【治験例37】|あん鍼灸院
                    0

                      あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために鍼灸術をもって、体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て「気の調整」(患者様の気、すなわち体表を流れるエネルギーの過不足を調整し、または気の働きを妨害する邪気を取り除き、そして気の滞りを流すこと)をする治療をしています。
                      ここでの治験例は、症状と治療経過を中心としています。なお、内容については個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

                      1. 主訴
                      不妊症/子宮内膜症

                      2.患者様
                      30歳代後半

                      3.現病歴と症状
                      1)これまでの不妊治療

                      半年前から病院で不妊治療を行なっている。排卵誘発剤やホルモン剤の服用が治療の中心だった。人工授精を2回行なったが、妊娠はできていない。次は体外受精移植を行いたいという患者様の希望がある。

                      2)子宮内膜症(卵巣チョコレート嚢胞)

                      1年前、病院で子宮内膜症が左卵巣にあると診断されて、その卵巣摘出手術を受けている。卵巣は6.5cmになっていた。現在、症状は出ていないが、再発の可能性がある。手術をしても、体質の変動(気の変化)はそのまま残っている。それを解決する必要がある。

                      3)基礎体温

                      低温期の基礎体温が高い。36.7〜36.9度近くあり、高温期の基礎体温に近い。排卵・月経は正常に起こっている。

                      ヒトは妊娠するために、卵子を育て遺伝情報などをきちんと写し込む為に身体の基礎体温を下げて行う(低温期)。その後、排卵。受精が完了するとともに基礎体温を上げて細胞分裂を促進させ、ヒトという個体を形成してゆきます(高温期)。このために、低温期と高温期という二相の基礎体温が不可欠です。低温期が高いと卵子をきちんと育てられず排卵ができません。高温期が低いと細胞分裂が進まず胎児が育ちません。特に「陽中の陽」の臓器と言われる、陽の気が最も必要な心臓がほぼ2ヶ月目(7週目から9週目)に、きちんと形成できません。それを取り戻す必要がある。

                      以上のことを、鍼で体質改善をして妊娠できる体質になるように治療を行いました。
                       

                      4.基礎体温曲線

                      4ー1.卵巣・子宮と性ホルモン、および基礎体温曲線の関係
                      女性には、一定ではないが約28日毎の性周期が見られます。この最も明らかな特徴は、月経出血です。月経の最初の日を月経周期の第1日目と数えます。卵巣は皮質と髄質よりなる。皮質には「卵胞」と「黄体」がある。髄質は血管組織で占められている。

                      卵巣周期は、卵胞期/排卵/黄体期に分かれます(図2段目)。この周期は、図1段目のように下垂体前葉から分泌される2種類の性腺刺激ホルモン(FSH;卵胞刺激ホルモンとLH;黄体形成ホルモン)によって起こります。その性腺刺激ホルモンによって、図3段目のように卵巣からは卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体からは黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。
                      性周期

                      4−2.  性周期

                      1)【4-1.図2段目】卵巣内で原始卵胞(胎生期の卵巣内に約700万個、思春期には約1万個)が発育を開始します。
                      2)【4-1.図1・2段目】FSHとLHが調節分泌され、卵胞が成熟します(卵胞期の基礎体温は低温期)。子宮内膜の厚みが増してきます。
                      3)【4-1.図1・2段目】卵細胞(卵子)が一定以上の大きさに成長すると、下垂体前葉からの強いLHの刺激(LHサージという)で排卵が起こり、卵胞内の卵子と卵胞液が卵巣外に破裂するように遠心的に放出されます。1回の月経周期毎に卵子1個が成熟し、放出されます(月経初日から約14日目)。この時から基礎体温は高温期を形成し卵子は受精着床後、分裂を繰り返し胎児が成長してゆきます。
                      4)【4-1.図2・3段目】排卵を終えた卵胞は黄体に変化します。黄体はプロゲステロンを分泌します。
                      5)【4-1.図2〜4段目】妊娠が成功すれば、プロゲステロンは継続して出され、子宮内膜も絨毛をしっかりつくり胎児の成長を促します。妊娠が成立しなければ、黄体は白体へと変わり、その仕事を終えます。このとき、月経すなわち子宮内膜の剥離と子宮からの遠心的排出が発来します。

                      しかしながら、この性周期は、あたかもFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)、卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)がコントロールしているかの様に見えますが、ホルモンは狼煙(のろし)で、いわゆる信号(サイン)の様なものです。もっとヒトの本質的なもの、すなわち「哺乳動物」の特徴は、身体が自分の体温をコントロールできることです。卵子をつくる段階では比較的低温で、受精着床後は細胞分裂を繰り返し胎児の成長を促すために高温で維持することが、この周期を達成するためには不可欠です。ヒトには、体温を上げる機能と下げる機能が備わっています。この機能がうまく働かないと基礎体温を微妙に調節できなくなるのです。

                       

                      4−3.基礎体温曲線の実際

                      前述した様に、卵子を丁寧につくる低温期と細胞分裂を盛んに行い胎児を育てる高温期が排卵を挟んで形成されます。基礎体温は簡単にご自身の性周期を知ることができるとともに、その曲線が下図の様に綺麗に二層を形成できているかで、妊娠ができる体質であるかを知ることができます。

                      基礎体温曲線が全体に高い、例えば低温期でも36.7度以上あるとか、高温期はもっと高く37度を超えている様な場合です。基礎体温曲線が全体に低い、例えば低温期で36度以下、高温期でも36.7度に達していない様な場合です。また、低温期と高温期の差がなく二層を形成できていない場合、さらには、基礎体温のばらつきが激しく、高温期なのか低温期なのかがわからない様なこともあります。これらの場合、妊娠がなかなかできないのです。そこで、当院の治療は、変動した体温調節機能を気の調整で修復し、正常な基礎体温曲線に戻します。

                      病院では、基礎体温を毎日、測定する様な指導はほとんどありません。それは、ホルモン剤の投与を行っていて、基礎体温がホルモン剤によって左右され、患者様の本当の基礎体温が測定できないからです。病院でも真の基礎体温でなく、仮の基礎体温だと説明されている様です。ですから、基礎体温は、ホルモン剤を服用していない状態で測定しなければなりません。一度、服用するとその次の月まで影響します。当院ではその重要さを理解いただいて、毎日の基礎体温を測定しグラフを作成していただくか、スマートホンのアプリ付き基礎体温計で測定していただいています。

                      基礎体温曲線

                       

                      5.治療結果
                      (1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。

                      妊娠がなかなかできないのは、その原因となる「病因」が必ずあります。その病因を治すことが治療の目標です。

                      鍼で全身の気の調整を行う治療を開始し、患者様が抱える病因を解消する治療方針とした。

                      (5回目)排卵したかどうか、わからない。低温期基礎体温は36.7〜36.9度を推移している。低温期に高い基礎体温が続いている。

                      (6回目)病院で、ホルモン剤を使用した人工授精を実施した。しかし、妊娠はできなかった。
                      (10回目)翌月、排卵があった低温期基礎体温は36.5~36.7度で、排卵後の高温期の基礎体温は36.9〜37.0度まで上昇した。その期間は13日間であった。次月に採卵したい希望がある。基礎体温が正常になれば、行うこととした。

                      (14回目)病院で採卵しようとしたが、LH/FSHバランスが不良ということで採卵を中止している。

                      (15回目)低温期基礎体温は36.5~36.6度で安定してきた。

                        (18回目)病院で採卵をした。3個の胚盤胞を凍結保存できた。

                      (22回目)体外受精移植を行なった。

                      (23回目)妊娠がわかった。

                      (25回目)7週目。心拍を確認できた。

                      (27回目)インフルエンザに罹った。10週目。赤ちゃんは2cmほどに成長している。

                      (28回目)11週目。3.8cmに成長した。母子手帳が配布された。午後5時以降のつわりがひどくなってきた。吐き気がある。吐くこともある。午前中と夕方が眠い。重いつわりがあるのは、まだ体質変動が残っているということだ。つわりがないと赤ちゃんが元気でないのかしらと思っている方もいらっしゃるが、体質の変動がなければ、つわりは軽い。妊娠中および出産後の体調を考え、体質の変動がなくなるまで治療を継続することとした。

                      (31回目)15週目。つわりが軽くなってきた。

                      (32回目)16週目。脈の変動が少なくなってきた。

                      (34回目)19週目。つわりは少ない。脈の変動がなくなっている。気の変動がなくなり体質改善したと判断し、治療を終了した。赤ちゃんの体重は330グラムとのことでした。

                       

                      この患者様は、体質改善に至るまで治療をされて鍼治療を終了された方です。妊娠という目標が叶えられた時、どうしても治ったと思ってしまうのです。仲々、わかりにくいと思うのですが、赤ちゃんがなかなかできないとか、子宮筋腫があるとか、下痢と軟便を繰り返しているとか、疲労感が残るなどの症状は、体質変動という気が変化した原因から発症しています。これをきちんと根本治癒させておくことが、今後の日常生活の上で健康な生活ができるかどうかのキーポイントです。驚いてしまうほど、その結果は変わります。そこまできちんと治療された患者様です。

                      以上

                      『自然妊娠できない』【治験例まとめ1】|あん鍼灸院
                      『自然妊娠できない』【治験例まとめ2】|あん鍼灸院
                      『自然妊娠できない』【治験例まとめ3】|あん鍼灸院

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